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Monday, June 9, 2014


CIAと駐留米軍による対米隷属政権樹立の軍事行動作戦はパナマ防衛軍の壊滅と米軍駐留継続が目的2014/3/21
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 本作は、バーバラ・トレント監督のCover-up:The Iran Contra Affair(1988年)と同様のスタンス、フォーマットによる傑作である。
 ここでは、ノリエガがCIAの傀儡政権であり、例に依って在パナマ米軍はCIAと共謀して対米自立へ転向したノリエガを打倒するクーデターを画策するが寸前で失敗し、最後は在パナマ米軍による軍事侵略で、パナマ防衛軍を除去し、エンダラ対米従属政権を樹立した。そして、真の目的である憲法改正でパナマ軍を禁止し、パナマ運河の返還に伴う在パナマ米軍撤退を撤回させた。これによってパナマは未だに日本と同様の属国のままとなったのである。
 
 以上が本作で捉えられている歴史過程の全体である。さらに、危機便乗型資本主義の政策のための侵略米軍による民間人の大量殺戮や、米多国籍企業の復興ビジネスのための居住地の大規模な破壊の実態をも記録しており、民主主義の輸出が偽善である様が明らかとなる。
 
 本作は全日本国民必見の映画です。

対米従属批判論者の中西良太さんのアマゾンレビューより

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