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Wednesday, November 19, 2014


英語に限定されぬ外国語学習の必読書:副島さんは日本でもっともまともな言語学者でもある!2014/11/1
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副島さんの構文は、日本の論壇で最も秀逸である。本書の論点で最重要なのは世界語の中の日本語として、それを英語の原語でもあるラテン語(ドイツ語とフランス語が混合語である英語の主要構成要素)などとの統一的観察をする重要性を説いている以下のテーゼである。ここに今迄持続しているとんでも外国語教育の病根が副島さんに依って見事に我々の自覚にもたらされる。

副島さん:ヨーロッパ文法理論と日本国文法の統一的観察という観点は故意に消滅させられて、現在の様な、日本人の為だけの、日本人にしか理解できない、日本語で書かれた、愚かきわまりない『日本国文法』となりはてたのである。(205ページ)

副島さんの英語の構造分析で最重要なのが、存在を規定するbeが英語の土台であるという指摘である。また、副島さんが主体/主語を省略しない逃げない文体を評価される理由は、実は英語研究から来ていた。『Yes, I am.』が英語での最重要の思想であり、あらゆる個人の文で仮令他者に言及していても、そのフルコンテクストを析出すると間違いなく100%、主語は常に自分なのである。言語使用の即時的な段階において、潜在意識において、我々の構文は主語は私なのである。そして、その構造において英語と日本語を比較すると最も共通性があり、多くの構造上の謎が解明できるということである。ここがとにかく凄い!本書の独自性である!副島さんは、ここで単に発声された文や、筆記された文を完全な文としていないことを理解しないとこの命題の深さが分からない。そこで、副島さんは常に主体を自分、私、Iとして構文することを提言されている。以下の命題に本書の英語研究の精華が凝縮されている。

副島さん:私たちは常に『私は...』『私は...』と『主体=主語』subjectを文章の頭にもってきてしゃべるべきである。この考え方が英語国民の頭の仕組みそのものでもあるのだ。(24ページ)

本書は全日本国民必読の書です。

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ500レビュアー) 

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