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Wednesday, November 19, 2014


 原発推進の罠:原子力規制委員会の規制基準適合は安全保証ではない!2014/11/17
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まず、両者の対談採録である本書を読破しても結論づけられる厳正な諸事実がある。それは、まず、先の福井地方裁判所の5月21日の大飯原発運転止し止めの判例法理は、同様に4,000ガル以上の地震が発生しうる日本列島全域に適用可能であるという事。そして、原子力規制委員会は単に自己の制定した原発の規制基準に原発が適合するかを判断するだけで、安全とイコールではないということ。それは、安全基準ではなく、あくまで委員会の規制基準をクリアーしているという形式に過ぎない。ここにもトリックとイリュージョンの安倍の手口がある。最後に大切なのが科学とは何なのか?そしてそれは、どうあるべきなのか?である。小出 裕章さんが科学の本義に就いて語っておられる箇所を紹介する。

小出さん:...もともと科学とは、それまでは説明できない事実について合理性をもって説明をしようとするものであって、現に存在するものをないものにすることは、およそ科学的ではない。そして事実を科学的に説明する責任は、人々を汚染地に棄てた政府にこそある。(P.197)

これこそ真の科学者の言であり、社会人の正論である。

本書は全日本国民必読の書です。

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ500レビュアー)    

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