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Thursday, October 8, 2015

対米従属論の権威中西良太氏のAmazonレビューより ウェーバーの政治概念を超えた佐藤さんと石川さんの政治の理論と実践に学ぶ!


ウェーバーの政治概念を超えた佐藤さんと石川さんの政治の理論と実践に学ぶ!2015/10/7
本書は、まずウェーバーの政治概念を定義して、国家のような政治団体の指導と指導への影響を与える行為を指すとしています。

佐藤さんと石川さんは小沢事件や鈴木宗男疑惑事件を通して、広義の政治に於いて必須の諸条件を提起しています。

それは、人間力だけではなく、自身を危機に於いて支えてくれるネットワークの存在、そのサポート理由となる集団的無意識の理論的な解明、時代の節目には国策捜査が行われることを佐藤さんが悟ったという様な体系知、危機の中でも、何事もないかのように淡淡とやるべきことをしていく強い生き方などです。

主要な要素は、中間団体の形成力の有無であり、石川さんの後援会の頑張り具合を事例に佐藤さんは、最重要なものとして挙げています。

佐藤さん:それがどうして頑張っているかといったら、石川さんという議員に対し、その社会党闘士だったりした彼らは、石川さんのことは細部までよく知らないと思いますが、手を差し伸べたのは、そこにかつて彼らが勉強したマルクス主義があるからです。

「国家権力の本質は暴力だ。」あるいは「石川という人間の行動を見ていて、自分たちのためになっている政治家だな」と。石川さんの人間性を、いままでの社会党という党派性の発想が消えた所において、マルクス主義的に捉えることによって、彼らが虚心坦懐に見たとき、石川さんの理想の中にXが浮かぶ訳です。

だから、個人的に得する訳ではないけれど、 「石川をサポートしないと社会が駄目になる」となるのです。

(中略)

そういうネットワークを作り上げる力があるかどうかっていうことが、政治家の力として極めて重要です。

それは人間力だけじゃ駄目なのです。

なぜ彼らがサポートしてくれるのかを解明するのは、結構理論的な作業で、集合的無意識がどうして形成されてくるかを考える必要があります。

(pp.279-280)

佐藤さんは、ここではこれまでより前進して、単に中間団体の存在の必要性を唱えるだけではなく、党派の枠を超えて、人間性だけでなく、その社会性への支持を取り付けられる様な政策、行動が、真に有力なネットワークを形成する不可欠の力でもある点を解明しています。

佐藤さん自身が、右派左派の党派性を超えて、キリストや創価の枠にもとらわれず、広範な支持を受けるのは、そのようなネットワーク形成を促す彼の社会的意義あるご活動自体が、政治的な力でもあるからです。

本書は、全ての佐藤ファンの必読書です!

Source:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!Workers of the world unite! 対米従属批判!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ1000レビュアー)

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