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日本の政治家の鏡としての翁長知事:辺野古から、沖縄から日本を変える!沖縄基地問題の解決は、日本の真の民主化の契機である!,
レビュー対象商品: 戦う民意 (単行本)
翁長知事こそ日本及び沖縄の真の愛国者!今日本で唯一信頼できる真の政治家による素敵な本です!
本書で、今日本の民主主義の命運を背負う最重要の政治家である翁長さんは、左派や右派からの誹謗中傷に負けず、見事にオール沖縄、イデオロギー対立を乗り越えたアイデンティティによる団結を訴えています。 そして、沖縄の基地問題の解決を、日本の真の民主主義国家化の不可欠の契機としている点が非凡です。 単なる右派、左派でもなく、反米でもなく、あくまで日米関係と日米安保の健全化、真の民主主義化という大道から持論を終始展開しています。 戦後沖縄は、裕仁により天皇制日米安保体制の犠牲にされ、米軍は軍用地の強制接収と沖縄人の自治権を否定し続けてきました。本土の米軍基地が元日本軍の基地を変えた国有地扱いなのに対して、沖縄の全米軍基地は全て米軍の銃剣とブルドーザーによる産物であり、根源的に振興策で買収された結果ではなく、一つとして沖縄人から差し出された米軍基地はありません。 ただし、辺野古基地は強行工事で完成した場合、仲井眞が同意した形で成立する史上初の沖縄県民が同意した基地という行政的建前になってしまい、琉球処分や、戦後裕仁の沖縄処分に続く、沖縄県民の恥辱となります。 沖縄の問題の解決は、同時に日本の国内及び国際的重要問題である日本の対米自立と沖縄自立を達成する日本の民主主義の趨勢を占う重要課題です。日本の民主主義の闘争の鍵は沖縄と本土と米国とアジアの周辺国の民主勢力の団結にあります。 では、沖縄問題とは何か?翁長さんは簡潔に概括しています。 翁長さん:一県に集中した基地負担、世界一危険な基地の存在、民意を無視した基地建設の強行(多数決という独裁主義の横行)、世界的に貴重な自然環境(ジュゴン、青珊瑚)の破壊。(p.5) そもそも仮想敵国ソ連亡き後の沖縄でも米軍抑止力論は、自衛隊という日本国民の自衛手段である抑止力の存在を無視した詭弁です。ゴルバチョフさんの偉大なペレストロイカにより冷戦が終結し、その軍産複合体のセールストークに過ぎない脅威論の説得力が喪失した後の現在において、本書及び翁長さんの政治的スタンス全体を示す最も輝きを放つ政論が以下です。 翁長さん:「辺野古から、沖縄から日本を変える」ことは、単に日本政府と対立するということではありません。基地問題を解決しなければ、日本が世界に飛躍できない。沖縄の民意を尊重せずして日本の自立はない。沖縄のためになることは日本のためになり、更には世界のためになる。私はそう信じています。(p.7) では、沖縄差別とは現在どのような様相をていしているのか?翁長さんはこう説明しています。 翁長さん:土地を奪って、今日まで住民に大きな苦しみを与えておきながら、基地が老朽化したから、世界一危険だから、辺野古が唯一の解決策だから沖縄が負担しろ、それが嫌なら代替案を出せ、と迫る。 言葉は乱暴かもしれませんが、他人の家を盗んでおいて、長年住んでいた家が古くなったから、「おい、もう一回土地を出して家を作れ」と言っている様なものです。それを理不尽と言わずして何を理不尽というのでしょうか。 (p.32) また、沖縄負担軽減論が虚構であるどころか、逆に在沖米軍基地能力自体の強化策であり、より負担増を強いる意図であることを暴露しています。例えば、沖縄米軍基地から横田基地へ仮置きしたCV22オスプレイは、その専門の操縦士達500人は、遥か離れた沖縄に依然おり、一時的に横田へ移転し再び基地強化後に沖縄へ戻す魂胆です。 翁長さん:とりあえず横田基地に仮置きして、基地反対運動が落ち着いたら沖縄に戻って、嘉手納を中心に訓練をするという想定です。つまり、「世界一危険な普天間の返還」、「沖縄の負担軽減」という日本政府の主張の裏側には、基地機能の大幅な強化が潜んでいるのです。(p.43) 本書は、翁長さんや沖縄に対して流布されているあらゆる流言に対する最も包括的な反駁であり、且つ日本の真の民主主義の未来が沖縄人の闘争にかかっている点を本土の多くの人間が認識するための良書です! 真の民主精神を体現した活きた日本の政治書は、本書をおいて他にありません。 本書は全日本国民必読の書です! 警告:2015年8月1日より正常なレビューに対して工作票を入れるネトウヨ国賊害虫によるお下劣票による不当な荒らしやヘイトは、アマゾンに対する業務妨害として集計後、警察当局に厳正に通報します。 |
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