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Friday, April 1, 2016

日本にも発生しつつある国家統合の破綻!


動因を探せ: 中東発世界危機と日本の分断
動因を探せ: 中東発世界危機と日本の分断
佐藤 優著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,296

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5つ星のうち 5.0 日本にも発生しつつある国家統合の破綻!2016/3/30

本書の中でも、沖縄辺野古基地移設問題に関する考察が極めて情熱的で想像よりも刺激的でした!

辺野古基地移設は和解案が、現在司法上の停戦状態を生んでいるかのような空気は全く誤りで、法戦の道が県民に閉ざされた時どうなるのか?

何が次に起こりうるのか?中央政府が強権で警察力で住民を排除して、県政県民が本土のように皆沈黙するのか?

この的確な予想がここにあります。

佐藤さん:

「万策尽きた」場合、すなわち司法判断で辺野古基地建設が是認された場合、沖縄側は翁長知事を筆頭に、工事を阻止するための「実力行使」に出るということだ。

その過程で、万単位の人が集まり、数千人が工事現場を占拠する動きに出た場合、通常の警察力(機動隊を含む)では、対応できなくなる。

警察もしくは、米軍が発砲し、流血が生じるようなことになれば、沖縄の日本からの分離運動が本格化する。

中央政府は沖縄の事情を全く理解していない。

(本書、175ページ)

これは、現在も妥当性を喪失していない未来の分析として有効です!

法的、平和的手段が尽くされた時には、沖縄県民と本土の有志達は 日本の強権力と実力行使で基地建設を阻止するというのは必然的ですし、政治的にただしい行動です!

もはや米国務省というよりも、和解案でも日本政府が辺野古移設を唯一の解決策として断定しているからです。

本書は、すべての佐藤ファンの必読書です!

Source:中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!Workers of the world unite! 親米親中親露!米国至上主義!民主主義に禁句はないし、国境も文化の垣根もない!民主主義を世界へ!在日外国人への差別を止めよう!反陰謀論悪徳業者!)
(トップ1000レビュアー)   

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