【書評】刑事物語 (1982年) 片山 蒼著

			刑事物語 (1982年) 片山 蒼著 エディション： －
5つ星のうち 5.0 片山蒼は武田鉄矢さんのペンネーム！片山元刑事こと武田鉄矢さんの書き下ろしの名作小説！, 2016/6/19 Amazonで購入(詳細) レビュー対象商品: 刑事物語 (1982年) 本書は、武田鉄矢渾身の原作小説であり、オリジナル脚本も拝読したくなりました！本作は、武田さんの最高傑作です！日本のオリジナル映画の創作のお手本です。 武田さんは、どうして静岡県東部でこんなに素敵な映画を制作になろうとされたのかを是非直接お聞きしたいです！ 本書の巻末には、簡単な制作秘話がご自身により描かれています。 1980年の春から1982年の公開まで、ジャッキーやブルースのようなカンフーの使い手を日本で描きたい一心で、蟷螂拳を習い見事に日本的なアクション映画を大成された武田さんは、脚本家としても一流で誰のアクション映画よりも面白く出来上がっています。 台本を書き上げてから、キネマ旬報の編集長に見せて2日でゴーサインが出て映画制作がスタートしましたが、すでに脚本が完成しており、ある程度の下調べ、構想ができた上での台本の売り込みであったことを読者は留意する必要があります。 ハンガーヌンチャクのアイディアや、拳銃に関しても日本の風土で極めてリアリズムに徹して現実味を出すのに成功しています（拳銃は素人ではなかなか乱射しても標的に思うように当たらない）。 小説には、ところどころ漫画も挿入されていて、感じがいいです！文字面からも、映画の内容がリアルに思い浮かび、会話も映画そのものの感じを再現できています。 武田ファンの必読書です！素晴らしいオリジナル映画とその小説です！シリーズ全作のブルーレイ化を希望します！ Source:中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です！"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ！Workers of the world unite! Keep going, comrades! 親米親中親露！米国至上主義！民主主義に禁句はないし、国境も文化の垣根もない！民主主義を世界へ！在日外国人への差別を止めよう！反陰謀論悪徳業者！)