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Wednesday, June 1, 2016

【書評】SEALDsの真実 (田中 宏和著 )Amazon Book Review for 'The Truth of SEALDs' Written by Hirokazu Tanaka

【書評】SEALDsの真実 (田中 宏和著 )
SEALDsの真実
SEALDsの真実
田中 宏和著
エディション: 単行本(ソフトカバー)
価格: ¥ 1,296


5つ星のうち 5.0 人工芝運動SEALDsと反原発連の関連だけでなく、民進党との癒着や、日和見主義の野党の擦り寄りを指摘した名著!2016/5/26
本書は、少し以前の時期に執筆されたものでも、問題の真理を国内的な視座から見事に突いています。左派も右派も必読です!

まず、人工芝運動SEALDsは、特定秘密保護法のネタがそのデモの失敗という真の目的(世論誘導とガス抜き)を安倍のために達成したので、今度は主に民進党の為に、衆参選挙で野党を憲法シングルイシューで固め、擦寄る共産党にも憲法以外の本来物質的で喫緊な問題をすべて据え置かせたりしています。

また、人工芝運動SEALDsと同様にガス抜きや特定利益集団のための世論誘導のツールとなっている反原発連(しばき隊:構成員やリーダーたちは相互にこれらの団体運動を同時に行き来できる)との関連で、他の団体への暴力行為や警察側と一緒に反対者を非難する映像もYOUTUBEにアップされています。これらの問題点の指摘は、基本的に本書で事実に即してなされています。

さらに、国際的な視座で人工芝運動(似非草の根運動)SEALDsを見ますと、全米民主主主義基金(NED)に支援されている台湾ひまわり運動、香港傘革命、ベトナム/フィリピンVOICE反中運動同様に、彼らに支援されていることは証明されている事実です。

本年4月上旬から中旬にフィリピンのマニラで全米民主主義基金NED(National Endowment for Democracy)が支援する東アジアのこれらの人工芝運動の代表達が集い、活動報告を行い、未来の国際的な合作とネットワーク化に合意しました。この秘密会合を報道したマニラ新聞とレポーターであるSEALDs冨田も全米民主主義基金の関連組織及び個人です。

表向きの主催者団体は、ベトナムに拠点を持ち、全米民主主義基金NED(National Endowment for Democracy)にファンドされて反政府、反中活動を行っているVOICEというNGOです。しかも、VOICEは同じく全米民主主義基金NEDにファンドされて反政府テロに従事しているViettanと関連した組織です。それは、しかもフィリピンに支部を持っており、フィリピンの反中でもお馴染みです。

しかも、マニラ会合の参加者Tenzin Tselhaの団体の一つであるStudents for a Free Tibet(SFT)は、1994年にニューヨークで設立され、NEDにファンドされた反中民間組織である。

つまり、国際的に見るとマニラ会合は、本質において全米民主主義基金の主催であり、その支援する台湾ひまわり運動、香港傘革命、ベトナム/フィリピンのVOICE/Viettan、そして我が国日本のNED人工芝運動SEALDsの会合であり、これは東アジア圏における全米民主主義基金の主要な人工芝運動の勢力の結集と国際規模での組織網の再構成であり、未来のジョイントアクションを準備するものです。連中は、日本の政治を体制側に、ネオリベラリズムの勢力に有利な方向で世論誘導し、主権者の目的を達成しえないガス抜きの役割を演じ続けます。今回の野党共闘は、本書にあるように民進党基軸であり、帰結はやはり改憲ですし、ネオリベです。

さらに、まにら新聞でこのまにら会合のこの記事を書き、写真撮影をした冨田すみれ子は、SEALDsの関係者である。

そして、それ以上に問題なのが、まにら新聞の正体であり、まにら新聞が所属する海外日系新聞放送協会は、JICA内に位置する機関である。

そして、国際協力事業団JICAは、全米民主主義基金と協力し、いわゆる民主化工作(対米隷属化のネオリベ浸透工作)に従事してきたことが、彼らの過去のシンポジュームの議事録からも明らかである。

そして、シールズのリーダーたちは、他の国の人工芝運動同様に政界入りを目指します。これも塞ぐべきですし、シールズも反原発連も、このような人工芝運動はすべて打倒するべき連中です!

本書は、すべての真剣な日本の社会運動が現実に直面しなくてはならない敵には、人工芝運動の連中も包括されることを論証しています。

本書は、責任ある書です!

付記:国会議事堂前で行われていた安保法案反対デモの裏で、ひっそりと進められていたこと。以下は、旧民主党系イデオローグたちとシールズが憲法のシングルイシューに世論誘導しているうちに十分な抗議をできなくさせた状況で、処理させた重大事項の数々です。これらの問題の方が生活上優先順位は高いはずです。

1、東京エンブレム準備会メンバー決定
2、マイナンバー制度の準備
3、「労働者使い捨て法案」が通過
4、無電柱化推進法案が見送りに
5、TPP合意

こういうシングルイシューでの世論誘導も、挫折させるガス抜きデモもこうした偽装草の根運動の役割として共通性があります。まだ、日本の社会運動は騙され続けるのでしょうか?

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