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Wednesday, June 18, 2014


バーバ監督の代表作:ヨーロッパのゾンビ映画の古典2014/6/9
Amazon.co.jpで購入(詳細)   対米従属批判論者 中西良太さんのレビューより
レビュー対象商品: デモンズ(Blu-ray Disc) (Blu-ray)
本作は、マリオバーバの著書のタイトルから名付けられ、ランベルト監督のベスト作となっている。フルチ派とアルジェント派の対立があっても、本作は両方のスタッフに恵まれ、ハリウッド映画、とりわけロメロのゾンビ映画を意識してカトリックの宗教色を加味し、悪魔ものとゾンビを結合した点が独特である。これ以降、本作がヨーロッパのゾンビ映画の古典となったのである。さらに、本作では、米国のニューシネマや黒澤映画の影響も強く、主人公はラストで日本刀を用いてデモンズたちを倒していく。ここには、ハイチの土俗宗教のそれを想起するものがいないほど、見事な脚色がなされている。

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