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Monday, July 21, 2014


本来別の映画をダイハードに変えたのが本作!対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者の中西良太さんのレビューより
 2014/7/20
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ジョン・マクティアナン監督は、本作の脚本は別の映画のものだったと語っている。しかし、本作は、シリーズ中でも特定の建物内で展開せず、ニューヨーク中をマクレーンとゼウスが喧嘩をしつつ、協力し合い爆弾魔とのサイモンセッズをしながら追跡し駆け巡る過程が魅力的で、会話という点でもシリーズ中、マクレーンの他者との協力関係がここまで面白く、且つ、綿密に描かれたものはない。レイシズムの克服という自覚的テーマもあり、アメリカの民主主義の精神が溢れた痛快娯楽作である。私は、もう何百回と本作を観ているが飽きがこないし、新作よりもこのような良質な旧作を観た方がましである。

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