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Thursday, September 25, 2014


お二人の対談で最も感動した聴講者からの感想2014/9/25
私は、お二人の対談を直接拝聴致しました。リチャードさんは、今月の23日予定の代々木公園での脱原発運動阻止のデング熱の安倍政権の謀略をご指摘されていましたし、他にも坂本龍一さんを含む3千人以上の9/11帰還者がガンで現在苦しんでいるのは、当時小型核兵器が爆発したからという説を披露されていました。また、米国による火星未着陸説を証明するどこかの砂漠で撮った偽写真は爆笑を誘ったし、安倍の読み上げる原稿はことごとく読みがな打ちがされており、しかも括弧付きで拍手となっていたり、全て官僚に演出された通りに安倍が動いていることを示す証拠写真は必見です。戦時にも愛知県沖で使用されたという地震兵器のお話が対談では出てきましたが、コシミズさんは3/11の時に米の地震兵器で東日本大震災が起きた時に、三陸沖で米国の艦船が放射能漏れを起こし、米軍兵士が被爆していたということをご指摘されていました。フルフォードさんも、ご著書で披露されてきた諸説に言及されていました。昨日米帝がシリア空爆をしましたが、イスラム国も米帝が放った役者アルカイダからも構成されており、コントラと同様の米国の侵略攻撃正当化の為の駒に過ぎないことを見抜いたフルフォードさんは、日銀国有化の提案をされ、米国や日本を本当の意味で民主主義化する為に、帝国主義的、対米隷属の勢力と戦う必要性を熱く語っておられました。以上、Xファイル的な話題もありますし、それはそれで面白いですが、共同謀議論に属する重要な話題(安倍は日本を国家破綻させようとしている)は看過できない価値があり、言動から言ってもコシミズさんも、フルフォードさんも正真正銘の愛国者です。とても面白かったです。有り難うございました。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより

ナチスと天皇制ファシズムから人類を救った聖人2014/9/25

彼は独裁者であったが、ナチを打倒したのは彼とその指導下にあった赤軍であり、天皇制ファシズムを迅速に崩壊させる決定打を与えたのは彼です。本書の様に、彼の過ちだけでなく、彼の人類史上の歴史的勝利を科学的に承認するのは理性的な判断です。スターリンはナチ安倍やファシスト裕仁やどんな歴史上存在した資本家どもよりも100倍も偉大です。非道な独裁者の実像は、偉大な労働者階級の味方でした。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより

メディアの戦後史の正体を再考する上で必読の書2014/9/24

メディアの概念には、映画もラジオもビラの類いもちろん入りますし、テレビと新聞だけという観念が日本人は強いです。その分一般的に視野が狭隘になっています。

さて、日本のメディア、御用メディアは16社体制であり、読売・朝日、毎日・産経・日経の全国紙5社という基盤の上に、その系列の全国放送キーテレビ放送局日テレ、テレ朝、TBS、フジ、テレ東、さらに地方紙に情報を供給する共同、時事などの通信社があり、三大地方紙である北海道、中日、西日本があり、公営放送であるNHKが加わる。そしてさらに、メディア戦略では、財務省のTPRのような官庁の宣伝工作や、原発推進の宣伝工作にも従事する電通や博報堂などの大手宣伝/広告会社などのメディアまでが、ネットの主要検索サイトの情報空間を支配しており、主権者国民が操作できるのはSNSというよくて10万、100万人単位の情報発信手段に過ぎない。そこで、本書の様に政権による政治とメディア体制の癒着の構図、国民支配の構造に迫る研究本は正に時宜を得た国民必読の書と言えます。私も早速購入しましたよ。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより

ブランキ主義は、極少数で政権を攻撃する上で無視できない!2014/9/23
ブランキは、パリコミューン時の重要な革命家であり、エンゲルスによってその少数派(セクト)主義が批判されている。しかし、ネオリベラリズムで、諸個人のアトム化と分化が深刻な中で、少数派や個人による政権への抵抗運動においてブランキ主義まで放棄してしまうのはそれこそ待機主義、日和見主義です。私は、ブランキ主義が限定的に有効であることを実践において経験しました。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党の中西良太さんのレビューより



豪華すぎる2大スターの対決!!「レイジング・ブル」V.S.「ロッキー」!!2014/9/22
本作は、もちろんスタローンとデニーロの因縁の対決が目玉で、この二人が出るというだけで観ました。とにかく、旨く二人の魅力を引き出しており全編面白い!!!ラストでは、スタローンはデニーロに殴らせるだけ殴らせて、最後に思いもよらぬノックアウト勝ちを飾って、二人の怨念は雲散霧消する。この映画は、二人のボクサーの30年に及ぶ怨念をはらすのが主題であり、原題のGrudge Matchにもそれは表現されていますので、そちらの音読みタイトルの方がいいね!

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより

Monday, September 22, 2014


最初からセットでこのように出してほしかった2014/9/21
私は、本シリーズの大ファンなので、最初からこのようにシリーズをセットで出してほしかったです。あと、セットのみの大特典もあればもっと良かったです。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより

大恐慌時代のアメリカにみる共生の価値観の大切さ2014/9/21
私は、本作が小説では一番のお気に入りで最も影響を受けました。映画版のファンであり、次に大部ですが生まれて初めて小説に没入したのはこれが初めてでした。ジョード一家は、今の日本の大多数の家族にとって自己を投影できますし、今の日本人の苦難と重なる点が多いです。あの、土地を銀行に強奪され西海岸へ逃れてきた農民達を狙い撃ちにする奴隷農場は、まさに今の日本で言うブラック企業の屑どもと見事に本質的に符合します。本作では、また如何に国家による国営農場にみるような公的な救済/介入が格差を是正し、生存権、人格権を守る砦となるのかも示しています。もしそれがなかったら、ジョード一家は生活改善への足がかりを得るのは難しかったでしょう。今の日本でもそのまま共感をもって読める外国小説はこれです。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより

社会民主主義再考の為の必読書!2014/9/21
私は、最近入手した本書で修正主義や社会民主主義を再考しています。それらは、漸進的社会改良主義と言う風に訳すのが適切です。こういう問題があるので、やはり、英語版がいいです。また、今の日本は急進的な社会変革と、漸進的なそれの両方が急務であり、やはり形式論理学的な二元論でこの両者を分離した20世紀型の冷戦思考では何も解決できません。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより

各人トラブルを抱えた家族が娘のコンテスト入賞を目指して西海岸へ2014/9/21
本作では、ネオリベラルな競争原理が見事に否定されており、共生の価値観がこのトラブル続きの普通の中産階級家庭を通して描かれている。しかも、悪人や敵役が出ないのも重要なポイントである。そう、アンタゴニストはこのようにトラウマやトラブルでも成立する劇映画の機能である。この映画の思想は、主人公がラストで自由でハチャメチャなダンスを披露して、このコンテストの競争/価値規定の非人間的な論理を否定するところであり、家族が揃って彼女に追随してダンスするシーンである。人間的な生活の楽しさ、本当の価値がそこに可視的になっており、素晴らしいコメディである。アメリカ的な民主主義の精神が見事に体現された良作である。
対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより    

小説も映画もいいね!2014/9/20

レビュー対象商品: 藍色夏恋 (BOOK PLUS) (単行本)
私の先生による傑作であり、台湾映画再興の重要な契機となった青春映画です。主人公の自己認識を追求した作品でとても単純明快です。ちなみに彼女の名前は、モンローの中国語読みと言えますね。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより

改訂加筆前の前著は琉球米国民政府の編纂物であったという曰く付きの沖縄通史2014/9/19
レビュー対象商品: 沖縄 島人の歴史 (単行本)
本書は、George H. Kerr氏自身が『琉球の歴史』(1956年)が実は彼自身の作品というよりも琉球米国民政府の編纂であり、プロパガンダとしては日本と沖縄を離反させる目的であったことは間違いないのに対し、本書は沖縄が日本の隷属化にあり、1972年の沖縄返還後は日本と米国による二重占領状態になっている有様を琉球王国時代からの大きな物語、通史としてその歴史的文脈を読み解く上で、国際的基本書として著名である。ペリーが、琉球占領を米国のアジア進出の前線基地と位置づけ、二度も米政府に占領を打診していた史実を知る日本人はほとんどいない。結局、彼ら帝国主義の念願は沖縄人の日本への隷属の過程の果てである沖縄戦を契機にして実現して今日に至っている。

本書は、全日本人必読の書であり、著者によっても邦訳が待望されたバージョンである。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより