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Tuesday, October 21, 2014


俗悪東映営業マンたちは映画創作の魂をテレビに売り渡している!やっぱり宮崎監督版がいいね!2014/10/11
レビュー対象商品: 魔女の宅急便 [Blu-ray] (Blu-ray)
私は、本作は日本でハリポタの様な名作シリーズとして企画されたものであることを知っていますし、それを期待して鑑賞してみましたが、とにかく全編退屈でした。フィクションに耽るどころではない日本の社会的状況からいっても、主題から言っても、物語的に製作する必要はなかったでしょう。特に惨かったのが、キキが婚礼において新郎新婦の頭上に現れる飛行場面で、箒の両側のワイヤーがCGで拙劣に消そうと試みたのに失敗してなんとそのままになっていたのにもがっかりでした。ブルーバック/グリーンバック処理でもあれは私でもしないくらいひどいし、如何に今の日本映画がテレビ局スタッフ(といっても制作作業自体の実態は残業代0の派遣労働者とフリーランス達が主流)に支配されているかが分かります。また、イマジナリーラインの違反という映画に無知なテレビ屋さんに特有の編集も惨い。黒澤明監督や宮崎駿監督の様な真の感動作はもう過去のものとなっています。何も感情を喚起されず、退屈なテレビドラマのレベルでした。映画制作者を自称する人たちは、自分たちだけが撮れれば、このようにテレビ屋どもに屈してもいいのかね?

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ500レビュアー)  

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