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Friday, January 2, 2015


宇野学派の資本論研究本です!2015/1/2
宇野学派は、マルクス経済学の本質を資本主義社会の内在的/本質的論理を読み解くことに見いだしています。貨幣流通論のみの物価規定説は不十分であり、マルクスにはさらに貨幣の物神性があります。それは、貨幣を崇め、貯め込むだけの、人より物という歪な価値観をもった守銭奴を生みます。ここにも本源的価値の転倒が資本主義に依ってもたらされ、人間が物以下になっている非人間的状態が観られます。

本書は、この2000年間における最大の思想家であるマルクスの主著に立ち返り、我々の現実的生活の基礎をなす資本主義社会の市場経済の仕組みと運動を理解する上での一助となります。

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ500レビュアー)   

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