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Friday, January 2, 2015


帝国主義の概念を理解する為の必読書!2015/1/1
現在は、新帝国主義の時代と定義されています。さらに、レ―ニンによるその定義は、1)巨大企業による市場の寡占化、2)同様に、大銀行に依る中小銀行の吸収合併による金融市場の寡占化と、大銀行に依る大企業の株式独占による金融寡頭支配という大銀行による資本主義社会の支配体制の確立、3)海外への積極投資、輸出による対外的利益追求、4)多国籍企業の誕生と、それによる世界の分割、5)帝国主義諸国に依る世界の植民地化、保護国、属領化などです。この直接的な植民地支配は20世紀型の旧帝国主義ですが、現在でもこの第五項目は、間接支配による属国化、衛星国家化として継続しているのが現実です。つまり、今も帝国主義の段階は終焉していず、正に発展中なのです。

特に留意が要るのは、帝国主義はあくまで、他国の収奪と搾取を自国の利益の為に貪る点です。これは、今も昔も変わりなしです。

本書は、21世紀という新帝国主義時代を読み解く上での必読書です。

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ500レビュアー)

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