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Friday, March 27, 2015


敗北した欧米と勝者であるイスラム諸国2015/3/27
本書は、イスラム圏理解の為の必読書です!

混迷の中東に突如現れたイスラム国。
捕虜の殺害や少数民族への迫害が欧米経由で
厳しい批判と共に報じられているが、その過激な行動の裏にある歴史と論理は何か?

本書はイスラムそのものに対するメディアの偏見と、
第一次世界大戦時に確立された欧米による中東秩序の限界を指摘。
そして、集団的自衛権容認で中東に自衛隊が派遣される可能性が高まる中、
日本が今後イスラム世界と衝突せず、共存するために何が必要なのかを示す。

内藤さん:「日本にとっても、イスラム戦争は他人事でも、遠くの出来事でもありません。
国内では安倍政権は集団的自衛権を容認し、その行使を主張しています。
中東・イスラム世界で想定されるのは、アメリカが自国に対するテロの脅威があるという理由で集団的自衛権の行使を同盟国に呼びかけ、
日本もそれに呼応して派兵するケースでしょう。東アジアでアメリカに守ってもらうのだから、中東で恩返しをしなくては――
もしそのような発想があるならば、日本にとってだけでなく世界にとって途方もない危険をもたらすことになるのです。
本書は中東の状況とイスラムをめぐる偏見の実態を概観、分析し、日本がテロや戦争に巻き込まれることのない第三の道を探るものです」

Cited:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ500レビュアー)  

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