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Monday, November 30, 2015

対米従属論の権威中西良太氏のAmazonレビュー:我が国のインテリジェンスの最高権威が日本の未来を予測する!


我が国のインテリジェンスの最高権威が日本の未来を予測する!2015/11/27
本書は、日本最高の諜報のプロである佐藤さんによる講演録です。

私が最も感銘を受けたのは、安倍政権の行方と2020年の日本の姿です。

現在の二大政党が、それぞれ自民党は創価学会、民主党は連合に依存している体制は今後も続くのは間違いない状況下で、佐藤さんはまず、安倍政権を以下の如く分析していたのが印象に残ります。安倍政権の行方は以下のファクターに大きく左右されます。

佐藤さん:…公明党と合意したことの重大さを、自民党がどれくらい分かっているかという事なんです。ですから、今後、安倍政権がどうなるかは、今の連立政権の構造がどうなっていくかと密接につながります。後、もう一つは、株価と支持率を連動させ過ぎました。今、株価が極端に下がっていないわけですが、毎日新聞に続いて朝日新聞でも支持率と不支持率の逆転現象が起きています。(pp.216-217)

そして日本の教育環境のネオリベ化の深刻化が2020年までに、日本の教育界の様相を悲劇的に大格差社会に変化させてしまうことが危惧されます。

佐藤さん:日本の良さというのは、親の経済的な状況に関わりなく、教育は基本的に機会均等で、自分の能力を発揮させるという点だったのですが、この基本構造が急速に崩れようとしていて、それこそ、2020年東京オリンピックの頃までには、下手をすればかなり崩れてしまうかもしれません。(pp.218-219)

精緻な科学的分析であり、佐藤さんの諜報のプロとしての本領が発揮されています。

私は、佐藤ファンとして満足の一冊ですし、全ての佐藤ファンの必読書です。

Source:中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!Workers of the world unite! 対米従属批判!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ1000レビュアー)    

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