Tuesday, March 29, 2016

参院選前の必読書:自公政権の命運を握る公明党の役割に関する分析も秀逸!


竹中先生、これからの「世界経済」について本音を話していいですか?
竹中先生、これからの「世界経済」について本音を話していいですか?
竹中 平蔵著
エディション: 単行本(ソフトカバー)
価格: ¥ 1,080

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5つ星のうち 5.0 参院選前の必読書:自公政権の命運を握る公明党の役割に関する分析も秀逸!2016/3/26
本書で創価学会を母体とする公明党が、小選挙区を全て押さえていて、統一候補者擁立も容易な盤石の体制が自民党を支えていることが分かります。

また、今の安倍政権は、先の民主党政権下で決定された諸政策を実行しているだけだという点も説得力があります。

ただし、安倍政権は保守右派を標榜しつつ、ネオリベ政策を推進している点もしっかり批判されているので好感が持てる対談本です。今月で堕落政党の民主党が消えるのは嬉しいことでもあります。

佐藤さんが日本と世界の劣化現象において、自公政権を分析している箇所で殊に印象深いお言葉が以下です。

佐藤さん:

自民党の一部には、公明党を切りたいと思っている人もいるようだが、そんなことをしたら、その次の選挙で自民党は全滅することだろう。
公募できた自民党の一回生、二回生は後援会を持っていないし、そもそも後援会を作るノウハウも持っていない。問題発言と金銭トラブルから自民党を離党した武藤貴也など見たらわかるだろう。

彼の場合、未公開株のインサイダー取引を知人に持ちかけるなど、犯罪性向と反社会傾向が極めて強い。

彼がやったことは正直言って政治家の犯罪ではない。犯罪者がバッチをつけてしまっただけの話である。(本書、pp.196-7)

終始このような見事な論理展開であり、佐藤さんの知的な分析が随所で秀逸です!

本書は、全ての佐藤ファン必読の書です!

Source:中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!Workers of the world unite! 親米親中親露!米国至上主義!民主主義に禁句はないし、国境も文化の垣根もない!民主主義を世界へ!在日外国人への差別を止めよう!反陰謀論悪徳業者!)
(トップ1000レビュアー)

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