Saturday, February 28, 2015


ぜひ戦後70年の総括の為に2015/2/28
戦後70年の総括をする良い機会なので購入しましたよ。

反米主義も反知性主義も批判している知性溢れる本書で、最も感銘を受けた箇所をご紹介します。例えば、日本の戦後70年は、対米従属を通した対米自立の路線であったという論点です。これは、孫崎さんの戦後史観と微妙に強調点が異なります。戦後の外交姿勢の形成期は、1942年のミッドウェー海戦敗北時にすでに吉田茂と木戸幸一内大臣に依って講和が秘密裏に模索され始めた時期にまで歴史的に遡れます。また、それはその時点では条件付きで正しい政策であり、日本の犠牲者の9割を防ぐことができたはずです。そして、日本の本当の愛国者ならば、米国に次に勝つにはどうすれば良いかを考え、敗戦の原因を徹底研究するのが正道です。ところが戦後の政治は、対米従属という形式で対米自立を模索する歪な総路線に堕落させられて、思考停止してしまったのです。

本書は、戦後史を知的内面から探求するものであり、対談の採録形式です。内田さんと白井さんは互いに双方の研究成果や諸論点を共有されているようで、実に見事な論議の統一性が終始維持されていてとても知的です。

内田さん;『次にアメリカに勝つ』為にはどうすればいいのか。そこから、戦後の思考は始まるべきだったと思います。(中略)そうして緻密に敗因を分析した結果、『次にアメリカと戦争をしても必ず負ける』ということが分かり、『アメリカに二度と負けない為には日米同盟しかない』という結論が出てくるのなら、それはそれでよいのです。(中略)でも、今の日本の政治家でも、官僚でも、政治学者でも、『日米同盟以外の外交戦略はあり得るか?』という問いを自分に向けている人は一人もおりません。(本書、pp.31-35)

この論点は、文字道理に、今の日本の外交戦略の問題点に鋭く論及しています。極めて重要なご指摘です。本書は、このような政治学的に肝要且つ秀逸な諸論点に富んでいます。

全日本国民の必読書です^o^

Cited:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ500レビュアー)

1984年という近過去を描写した傑作!2015/2/27
村上さんの作品は、キリスト教の要素がふんだんに盛り込まれています。
村上さんが、西洋で好評なのは、キリスト教的な教養があるからです。

本書は、村上文学の中でまずお薦めの作品です。

Cited:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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あなたのオーディオ空間をワイアレスに広げてくれるのが本製品2015/2/27
私は、本製品はBluetoothに送信側機器が対応していればいいので、それだけで、ワイアレスでオーディオを他機へ転送できる優れものだと感心しました。 操作も、簡単で初心者向けです。 遅延もノイズもなく、二階建てでも両方の階からの接続が途切れません。 大変強力に、あなたのオーディオ空間をワイアレスに広げてくれるのが本製品です。

Cited:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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Tuesday, February 24, 2015


最強の諜報機関モサド工作員の著した諜報の教科書2015/2/24
ロッツ氏は、元モサド工作員です。

本書では、スパイの二大類型が基本概念です。一つは、地味でいかにもスパイではないというタイプと、もう一つは、おしゃべり過ぎで、こんな派手な脇の甘い奴はスパイではないはずという風に大きく二つに分かれます。

いずれにしても、諜報機関、諜報関係の人たちは、凄い仕事をしても、公に栄誉も与えられず、歴史にも記載されないのが本物です。

本書は、諜報関係に興味のある読者必読です。諜報なら、CIAだけでなく、是非モサドも宜しくお願いします。

Cited From:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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Monday, February 23, 2015


イスラエル製無人殺人機ドローンを遠隔操作しているのが、CIA2015/2/22
リチャード ウィッテルは、このイスラエル製無人殺人機ドローンを遠隔操作しているのが、CIAであり、中東に散在する米軍基地から夜な夜な暗殺に赴く無人暗殺機を論文形式ではなく、ルポ形式で叙述しています。豊富な脚注も信頼度が高く、陰謀論にはなっていません。ドローンによるオペレーション自体が、暗殺という共同謀議の事実の証明です。特筆するべきは、ドローンは遥か米国本土から世界へ赴くのではなく、世界各地の700を超える米軍基地という飛び領地から飛び立ちます。

ポイントは、イスラム国相手にドローンが運用されているかは版を重ねる本書でも不明となっている点です。イスラム国の構成員達が身元及び国籍不明であることと、ドローンの運用状況が不明であるという点はオープンソースからもきな臭い点です。本書は、残念ながらドローンの誕生と運用の変遷に重点を置いていますが、イスラム国への運用については不透明です。しかし、開発者が、イスラエルという点ともそれは関係していることが、本書を通じて見えてきます。

本書は、リチャード ウィッテルは、このイスラエル製無人殺人機ドローンを遠隔操作しているのが、CIAであり、中東に散在する米軍基地から夜な夜な暗殺に赴く無人暗殺機を論文形式ではなく、ルポ形式で叙述しています。豊富な脚注も信頼度が高く、陰謀論にはなっていません。ドローンによるオペレーション自体が、暗殺という共同謀議の事実の証明です。特筆するべきは、ドローンは遥か米国本土から世界へ赴くのではなく、世界各地の700を超える米軍基地という飛び領地から飛び立ちます。

ポイントは、イスラム国相手にドローンが運用されているかは版を重ねる本書でも不明となっている点です。イスラム国の構成員達が身元及び国籍不明であることと、ドローンの運用状況が不明であるという点はオープンソースからもきな臭い点です。本書は、残念ながらドローンの誕生と運用の変遷に重点を置いていますが、イスラム国への運用については不透明です。しかし、開発者が、イスラエルという点ともそれは関係していることが、本書を通じて見えてきます。

本書は、空の無人殺人機ドローンの歴史を知る上で最良の書です!空の無人殺人機ドローンの歴史を知る上で最良の書です!

Cited from:
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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人間は死を笑うべき?2015/2/22
私は、キリスト教の文化が常に自己の死を毎日念頭においていることを知りました。

ここから、自殺権の問題が論議されている章節に最も興味をもち本書を購入しました。

死を笑うことで有名なのが、メキシコの死者の日です。メキシコ人は死を笑いものにしますが、故人を笑い者にするのではなく、死というもの自体によって滅ぼされる事がないということを髑髏の飴を食って表明しています。

死=死神への畏怖を克服した民族は、強靭であると言えますね。

こういう意味で、本書でも死を笑うといっています。決して、故人の死を蔑視するという意味ではありません。

本書は、全キリスト者のみならず、死を真剣に考察する読者向けです!

Cited from:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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イスラエルとユダヤ人支持の理由とは?2015/2/22
私は、佐藤さんがイスラエルとユダヤ人を支持するのに賛成です。本書を通読すれば、ロスチャの陰謀論が如何に荒唐無稽かが分かります。やっと国家を持てたユダヤ人の立場を擁護するのが、日本は外交的に正しく、反対する道理はありません。もちろん、パレスチナへの攻撃には同意できませんが、佐藤さんも両者のテロ攻撃を擁護していません。平和的調停の立場が貫かれています。

全体としては、佐藤さんが明確にイスラエル支持を表明し、詳細にその理由、背景を述べているのが本書です。

本書は、全ての佐藤ファン、イスラエル・ファン必読の書です!

Cited from:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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最も機動性ある急速充電器がこれ!2015/2/22
私は、早速iPhoneで充電してみましたが、とにかく充電完了までが早いので機動性を高める事になります。

説明書が付されていませんが、使用法は普通のチャージャーと同じで、しかもUSBエンドが二カ所あるので、同時に二台充電できます。

便利さ、充電の速さでは、本製品をお勧めします。

Cited from:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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互換性、汎用性、効率性どれをとってもベスト!2015/2/21
私は、二つ購入し、一つをアンドロイドからアップル製品へのコネクトに使用しています。本製品は、特にこのような使用法において最大限に有用です。

最大480Mbpsのハイスピードをサポートしており、マイクロUSBポートを持つすべての携帯電話やタブレット(例えばSamsung, HTC, Sony Ericsson, LG, Blackberry )にも対応していますね。

また、金メッキコネクタが最大の導電性と耐久性を確保してます。

これらは、全て本製品の優位性です。

私は、本製品を推薦します。

Cited from:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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互換性、汎用性、効率性どれをとってもベスト!2015/2/21
私は、二つ購入し、一つをアンドロイドからアップル製品へのコネクトに使用しています。本製品は、特にこのような使用法において最大限に有用です。

最大480Mbpsのハイスピードをサポートしており、マイクロUSBポートを持つすべての携帯電話やタブレット(例えばSamsung, HTC, Sony Ericsson, LG, Blackberry )にも対応していますね。

また、金メッキコネクタが最大の導電性と耐久性を確保してます。

これらは、全て本製品の優位性です。

私は、本製品を推薦します。

Cited from:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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穏健な保守派の人たちと穏健なリベラル派の人たちへ2015/2/18
穏健な保守派の人たちと穏健なリベラル派の人たちへ

私は、孫崎さんだけでなく、ファクラーさんも崇敬していて、ニューヨークタイムズの愛読者です。ファクラーさんの英語記事をお読みになった方は安倍批判もタブー視されることなく常態として存在できるニューヨークタイムズの社風が至極まともで民主的なのに驚愕するでしょう。

本書は、ファクラーさんの次のメッセージにその核心価値が集約されています。

ファクラーさん:私が孫崎さんと、この本を出すことを決めた理由の一つは、日本のサイレント・マジョリティである、穏健な保守派の人たちと穏健なリベラル派の人たちを励まし、日本を覆う現在の暗いムードに対して声を上げてほしいと思ったからです。(中略)日本の民主主義が、活気に満ち、正しく機能するためには、国の将来について健全で活発な社会的論議が行われなくてはなりません。'現在の状況では、私は、それは不可能ではないかと懸念しています。(中略)より多くの日本国民が社会的論議に参加し、日本の将来を決定する過程に積極的に参加する。このことの一助に、この本がなることを、私は願っています。(本書, PP.272-275 より)

お二人は、日本が対米隷属、依存の限界に達しており、対等な日米同盟、二国間関係の構築と、米、中、韓を敵視しない外交に希望を託しています。

本書の付録はファクラー氏のとっておきの情報です。脱ジャパン・ハンドラーの新外交展開のための、アメリカのリベラル派・民主党系政策立案者28名のリストです。

A 民主党の有力な連邦議員達
1、ロナルド・ワイデン Ronald Wyden
2、ベンジャミン・カーディン Benjamin Cardin
3、メイジー・ヒロノ Mazie HIrono
4、エドワード・マーキー Edward Markey
5、ロバート・メネンデス Robert Menendez

B 近い将来、民主党政権内で重要な地位に就く若きスター達(連邦上院議員)
6、マイケル・シファー Michael Schiffer
7、エイミー・シーライト Amy Searight
8、コリン・カール Colin Kahl

C シンクタンクの政策立案者達
9、ミッシェル・フロノイ Michele Flournoy(CNAS)
10、シーラ・スミス Sheila Smith (CFR)
11、イーライ・ラトナー Ely Ratner (CNAS)
12、ジェフリー・ベイダー Jeffrey Bader (ブルッキングス研究所)
13、リチャード・ブッシュ Richard Bush (ブルッキングス研究所)
14、ミレヤ・ソリス Mireya Solis (ブルッキングス研究所)
15、マイケル・オハンロン Michael O'Hanlon (ブルッキングス研究所)
16、マイク・モチヅキ Mike Mochizuki(ジョージワシントン大学)
17、リチャード・クローニン Richard Cronin(スティムソンセンター)
18、クリス・ネルソン Chris Nelson(サミュエル・インターナショナル・アソシエイツ)
19、アンドリュー・オロス Andrew Oros(ワシントン・カレッジ)

D ワシントンの外にいる発言力がある若手学者たち

20、ダニエル・スナイダー Daniel Sneider(スタンフォード大学)
21、ケネス・パイル Kenneth Pyle(ワシントン大学)
22、リチャード・サミュエルズ Richard Samuels(マサチューセッツ工科大学)
23、ケント・カルダー Kent Calder(SAIS)
24、T・J・ペンネル T.J. Pempel (カリフォルニア大学バークリー校)
25、ジェニファー・リンド Jennifer Lind(ダートマス大学)
26、フィリップ・リプシー Philip Lipscy(スタンフォード大学)
27、ブライス・ウェイクフィールド Bryce Wakefield(ライデン大学)
28、トバイアス・ハリス Tobias Harris(テネオ・インテリジェンス) 以上、本書pp.276-286参照。

日本の外交は、アーミテージやグリーンやナイといったジャパン・ハンドラーのネオコン数人を、アメリカ合衆国と同一視するという偏面外交が致命的な誤りであり、以上のリストのアメリカの民主勢力の方々と全面的な外交を展開するべきです。また、ジャパン・ハンドラーの連中は、タイワン・ハンドラーでもあり、アジアで全米を代表するかの様に振る舞っています。

脱ジャパン・ハンドラーの自主外交、日米関係の深化のために、新外交イニシアティブも活動しています。本書の真の価値は、日本の自主外交と対米関係の健全な方向での深化の為に、具体的なチャンネルや方策を提示されていることです。

ありがとう、孫崎さん、ありがとう、ファクラーさん!

 

本書は全日本国民必読の書です。

Cited from:
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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 穏健な保守派の人たちと穏健なリベラル派の人たちへ2015/2/18
穏健な保守派の人たちと穏健なリベラル派の人たちへ

私は、孫崎さんだけでなく、ファクラーさんも崇敬していて、ニューヨークタイムズの愛読者です。ファクラーさんの英語記事をお読みになった方は安倍批判もタブー視されることなく常態として存在できるニューヨークタイムズの社風が至極まともで民主的なのに驚愕するでしょう。

本書は、ファクラーさんの次のメッセージにその核心価値が集約されています。

ファクラーさん:私が孫崎さんと、この本を出すことを決めた理由の一つは、日本のサイレント・マジョリティである、穏健な保守派の人たちと穏健なリベラル派の人たちを励まし、日本を覆う現在の暗いムードに対して声を上げてほしいと思ったからです。(中略)日本の民主主義が、活気に満ち、正しく機能するためには、国の将来について健全で活発な社会的論議が行われなくてはなりません。'現在の状況では、私は、それは不可能ではないかと懸念しています。(中略)より多くの日本国民が社会的論議に参加し、日本の将来を決定する過程に積極的に参加する。このことの一助に、この本がなることを、私は願っています。(本書, PP.272-275 より)

お二人は、日本が対米隷属、依存の限界に達しており、対等な日米同盟、二国間関係の構築と、米、中、韓を敵視しない外交に希望を託しています。

本書の付録はファクラー氏のとっておきの情報です。脱ジャパン・ハンドラーの新外交展開のための、アメリカのリベラル派・民主党系政策立案者28名のリストです。

A 民主党の有力な連邦議員達
1、ロナルド・ワイデン Ronald Wyden
2、ベンジャミン・カーディン Benjamin Cardin
3、メイジー・ヒロノ Mazie HIrono
4、エドワード・マーキー Edward Markey
5、ロバート・メネンデス Robert Menendez

B 近い将来、民主党政権内で重要な地位に就く若きスター達(連邦上院議員)
6、マイケル・シファー Michael Schiffer
7、エイミー・シーライト Amy Searight
8、コリン・カール Colin Kahl

C シンクタンクの政策立案者達
9、ミッシェル・フロノイ Michele Flournoy(CNAS)
10、シーラ・スミス Sheila Smith (CFR)
11、イーライ・ラトナー Ely Ratner (CNAS)
12、ジェフリー・ベイダー Jeffrey Bader (ブルッキングス研究所)
13、リチャード・ブッシュ Richard Bush (ブルッキングス研究所)
14、ミレヤ・ソリス Mireya Solis (ブルッキングス研究所)
15、マイケル・オハンロン Michael O'Hanlon (ブルッキングス研究所)
16、マイク・モチヅキ Mike Mochizuki(ジョージワシントン大学)
17、リチャード・クローニン Richard Cronin(スティムソンセンター)
18、クリス・ネルソン Chris Nelson(サミュエル・インターナショナル・アソシエイツ)
19、アンドリュー・オロス Andrew Oros(ワシントン・カレッジ)

D ワシントンの外にいる発言力がある若手学者たち

20、ダニエル・スナイダー Daniel Sneider(スタンフォード大学)
21、ケネス・パイル Kenneth Pyle(ワシントン大学)
22、リチャード・サミュエルズ Richard Samuels(マサチューセッツ工科大学)
23、ケント・カルダー Kent Calder(SAIS)
24、T・J・ペンネル T.J. Pempel (カリフォルニア大学バークリー校)
25、ジェニファー・リンド Jennifer Lind(ダートマス大学)
26、フィリップ・リプシー Philip Lipscy(スタンフォード大学)
27、ブライス・ウェイクフィールド Bryce Wakefield(ライデン大学)
28、トバイアス・ハリス Tobias Harris(テネオ・インテリジェンス) 以上、本書pp.276-286参照。

日本の外交は、アーミテージやグリーンやナイといったジャパン・ハンドラーのネオコン数人を、アメリカ合衆国と同一視するという偏面外交が致命的な誤りであり、以上のリストのアメリカの民主勢力の方々と全面的な外交を展開するべきです。また、ジャパン・ハンドラーの連中は、タイワン・ハンドラーでもあり、アジアで全米を代表するかの様に振る舞っています。

脱ジャパン・ハンドラーの自主外交、日米関係の深化のために、新外交イニシアティブも活動しています。本書の真の価値は、日本の自主外交と対米関係の健全な方向での深化の為に、具体的なチャンネルや方策を提示されていることです。

ありがとう、孫崎さん、ありがとう、ファクラーさん!

 

本書は全日本国民必読の書です。

Cited from:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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Wednesday, February 18, 2015


穏健な保守派の人たちと穏健なリベラル派の人たちへ2015/2/18
穏健な保守派の人たちと穏健なリベラル派の人たちへ

私は、孫崎さんだけでなく、ファクラーさんも崇敬していて、ニューヨークタイムズの愛読者です。ファクラーさんの英語記事をお読みになった方は安倍批判もタブー視されることなく常態として存在できるニューヨークタイムズの社風が至極まともで民主的なのに驚愕するでしょう。

本書は、ファクラーさんの次のメッセージにその核心価値が集約されています。

ファクラーさん:私が孫崎さんと、この本を出すことを決めた理由の一つは、日本のサイレント・マジョリティである、穏健な保守派の人たちと穏健なリベラル派の人たちを励まし、日本を覆う現在の暗いムードに対して声を上げてほしいと思ったからです。(中略)日本の民主主義が、活気に満ち、正しく機能するためには、国の将来について健全で活発な社会的論議が行われなくてはなりません。'現在の状況では、私は、それは不可能ではないかと懸念しています。(中略)より多くの日本国民が社会的論議に参加し、日本の将来を決定する過程に積極的に参加する。このことの一助に、この本がなることを、私は願っています。(本書, PP.272-275 より)

お二人は、日本が対米隷属、依存の限界に達しており、対等な日米同盟、二国間関係の構築と、米、中、韓を敵視しない外交に希望を託しています。

本書の付録はファクラー氏のとっておきの情報です。脱ジャパン・ハンドラーの新外交展開のための、アメリカのリベラル派・民主党系政策立案者28名のリストです。

A 民主党の有力な連邦議員達
1、ロナルド・ワイデン Ronald Wyden
2、ベンジャミン・カーディン Benjamin Cardin
3、メイジー・ヒロノ Mazie HIrono
4、エドワード・マーキー Edward Markey
5、ロバート・メネンデス Robert Menendez

B 近い将来、民主党政権内で重要な地位に就く若きスター達(連邦上院議員)
6、マイケル・シファー Michael Schiffer
7、エイミー・シーライト Amy Searight
8、コリン・カール Colin Kahl

C シンクタンクの政策立案者達
9、ミッシェル・フロノイ Michele Flournoy(CNAS)
10、シーラ・スミス Sheila Smith (CFR)
11、イーライ・ラトナー Ely Ratner (CNAS)
12、ジェフリー・ベイダー Jeffrey Bader (ブルッキングス研究所)
13、リチャード・ブッシュ Richard Bush (ブルッキングス研究所)
14、ミレヤ・ソリス Mireya Solis (ブルッキングス研究所)
15、マイケル・オハンロン Michael O'Hanlon (ブルッキングス研究所)
16、マイク・モチヅキ Mike Mochizuki(ジョージワシントン大学)
17、リチャード・クローニン Richard Cronin(スティムソンセンター)
18、クリス・ネルソン Chris Nelson(サミュエル・インターナショナル・アソシエイツ)
19、アンドリュー・オロス Andrew Oros(ワシントン・カレッジ)

D ワシントンの外にいる発言力がある若手学者たち

20、ダニエル・スナイダー Daniel Sneider(スタンフォード大学)
21、ケネス・パイル Kenneth Pyle(ワシントン大学)
22、リチャード・サミュエルズ Richard Samuels(マサチューセッツ工科大学)
23、ケント・カルダー Kent Calder(SAIS)
24、T・J・ペンネル T.J. Pempel (カリフォルニア大学バークリー校)
25、ジェニファー・リンド Jennifer Lind(ダートマス大学)
26、フィリップ・リプシー Philip Lipscy(スタンフォード大学)
27、ブライス・ウェイクフィールド Bryce Wakefield(ライデン大学)
28、トバイアス・ハリス Tobias Harris(テネオ・インテリジェンス) 以上、本書pp.276-286参照。

日本の外交は、アーミテージやグリーンやナイといったジャパン・ハンドラーのネオコン数人を、アメリカ合衆国と同一視するという偏面外交が致命的な誤りであり、以上のリストのアメリカの民主勢力の方々と全面的な外交を展開するべきです。また、ジャパン・ハンドラーの連中は、タイワン・ハンドラーでもあり、アジアで全米を代表するかの様に振る舞っています。

脱ジャパン・ハンドラーの自主外交、日米関係の深化のために、新外交イニシアティブも活動しています。本書の真の価値は、日本の自主外交と対米関係の健全な方向での深化の為に、具体的なチャンネルや方策を提示されていることです。

ありがとう、孫崎さん、ありがとう、ファクラーさん!

 

本書は全日本国民必読の書です。

出典:
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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同時にiPadもiPhoneも充電できる優れもの!2015/2/17
私は、本製品が大変気に入っています。何と、iPadもiPhoneも同時に一つのプラグで充電できるからです!しかも、デザインもアップルの製品を意識した仕様でとても好感度が高いです。

これはお薦めです!

Cited From:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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屋外で充電場所がない場合の必需品!2015/2/16
私は、よく自宅でiPadやiPhoneを充電し忘れるが、会社のオフィスならそこで充電が可能ですが、ロケや遠出などでは困難です。そこで、万が一の為の充電手段がこのチャージャーパックです。基本的にUSBエンドなので、汎用性があります。デザインも、iPadやiPhoneに合わせて設計されていて外観もいいです。購入から500回までが正常に機能する有効期間ですが、チャージャーパックはあくまで緊急時に使用するものなので、全く問題ないです。ポケットサイズなのもいいですね。ただし、チャージ中は最初だけ残量を示す4つのインディケーターが点きますが、アウトプットした時にその後は何も点かないので本当に充電できているかは分からなくなる点は不安が残ります。また、ボタンを押し続けなくては満タンでも充電が継続されないのは大きな欠点です。

とにかく、iPhone、iPadの愛用者にはお勧めです。

Cited From:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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Sunday, February 15, 2015


小保方さんは陥れられたのか?2015/2/15
私達は、メディアを鵜呑みにして、小保方騒動を判断しています。古歩道さんは、小保方さんが世紀の大発見を成したが、闇の勢力に葬れたという陰謀論を展開しています。作業仮説として興味深いですよ。

本書は、全小保方ファン及びベンジャミンファンの必読書です^o^

Cited From:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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『 呪怨』と 『霊幻道士』シリーズの素敵な合流!2015/2/14
レビュー対象商品: キョンシー Blu-ray (Blu-ray)
89年の最後の正統なシリーズ第四作以降で、唯一にして最高のキョンシ―映画です!日港合作のホラー映画というだけでなく、日本の『 呪怨』シリーズの伝統が、ハリウッド・リメイクを経て、香港映画へ逆流し、『霊幻道士』シリーズをダークに21世紀風に止揚した成功例が本作です!キョンシー出てます^o^ ジャケットのイラストはリチャード・ンによる本作のキョンシーの顔ズバリです!

私は、隊長さんや、ツル道長だけでなく、何と言ってもアントニー・チェン(陳友)が『霊幻道士4』の道士そのままのキャラで登場し、呪怨のような悪霊と対決する構図に狂喜しました!これこそJホラーと香港ホラーの完璧な合流です!
忘れてならないのは、元々『霊幻道士』は、『雨月物語』の女幽霊の話と、キョンシーの話の二重構造です!しかも、本作でのキョンシ―はなんとあの三作目の半人前道士だったリチャード・ンさんです! 

私は大のキョンシー・ファンの世代であり、これ以上私を狂喜させた映画は今年も去年も皆無です!

本作は、全てのキョンシー・ファン必見の映画です! タイトルに偽りはありません!デマに要注意です!

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中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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Friday, February 13, 2015


ロシアの原資料自体がミスリードを狙ったものという高度なプロパガンダ本!2015/2/13
本書では、ロシア帝政転覆工作に従事した明石による明石工作の重要文献の一つです。なんと、ロシア側の原資料は、それ自体が明石工作を読み手に過小評価させる目的で編纂されていたのです。従って、その批判的観点なしに紹介すると全てロシア帝政の時代を超えたプロパガンダに引っかかるという高度なプロパガンダ戦の産物です。実際は、ロシア諜報機関は今でも、明石工作を恐れています。

本書は、極めて高度なプロパガンダ戦の典型です。原資料も情報操作、洗脳の形態になりうるのです。

本書は諜報ファン必読の書です。

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中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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ユダヤ系であるベンジャミンさんはユダヤ人問題をどうみるか?2015/2/12
私は、ユダヤ人と日本人の結びつきの良い例は、他ならぬベンジャミンさんご本人が体現されている様に思います。
一面的なユダヤ人陰謀論に陥らずに、ユダヤ人問題を分析しています。このように、軍国主義勢力が曾て日本で流布したユダヤ人陰謀論と袂を分かつのは、大きな前進です。例えば、ドイツ系のアメリカユダヤ人銀行家ジェイコブ・シフは、史上初めて西洋を敗った日露戦争で日本を援助してくれました。ユダヤ人と日本人の間には何も矛盾はありません。ユダヤ人陰謀論はレイシズムの免罪となるので、これと峻別する思想的な作業が本書です。

本書は全てのフルフォードファン必読の書です。

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中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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孫崎さんと佐藤さんの差異2015/2/11
本書では、佐藤さんによる孫崎さんへの批判が特筆されるべきものだった。なんと孫崎さんは現役時代はCIA一本の人だったという。此れは、普通現役時代に体制内で体制に奉仕するのが常なので、両者のファンとしても許容範囲である。また、安倍政権以降に顕著になった日本の論壇を徘徊する反知性主義と陰謀論がここではリンクされているのも理性的である。

陰謀史観と反知性主義はどちらも危機(分かれ道)を解決する手段としてはどちらも現実的でないのは確かである。一言言いたいのは、対米従属論の共産党の欠点は、日本自体の帝国主義及び米国の意向という形で私利私欲を満たそうとする官僚とマスゴミの免罪になるというが、それは佐藤さんによる陰謀論批判と重複する。つまり、対米従属論、陰謀論、アメリカ帝国主義批判論の欠点は、対米隷属という形で、米国の意向を口実に私利私欲を実現しようとしている官僚層を免罪してしまう点である。これは、孫崎さんも既に自ら指摘している点であり、この点では、佐藤さんと孫崎さんは実は共通している。事実か、陰謀論というフィクションかは、あくまで個別の検証を要する。

佐藤さんも、孫崎さんも反米ではないし、一元的にアメリカを批判しているのではなく、アメリカ帝国主義は勿論だが、対米隷属を売りにして、実は米国の意向という偽装の下に私利私欲を貪る官僚達こそ問題であるとしている点はどちらも一致している。

ただし、私も陰謀論が実は体制とその周辺の人物達から流布されているのを知っているし、陰謀論が真に批判されるべき者達を免罪してしまう危険性を最重視される佐藤さんの分析に完全に同意します。

佐藤さんの以下の分析箇所は、安易に陰謀史観に乗ってしまう反知性主義的な傾向に警鐘を鳴らしています。

佐藤さん:アメリカの陰謀とかなんとか言う前に、この陰謀論の影に隠れている日本の政治エリート、国会議員と官僚。その責任をみないといけない。陰謀論を唱えると全て免罪されてしまう。(39ページ)

陰謀論と反知性主義はリンクしており、実際はどちらも体制側にとって許容範囲であり、彼らにとっては少しでも彼ら自身の責任から主権者国民の目をそらせる為の免罪符なのである。主権者国民にとって真の敵は、対米隷属を売りにし、米国の意向を口実に私欲を貪る官僚、そして政府である。

本書は全日本国民必読の書です!

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中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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ピケティ氏はアベノリスクを評価せず!2015/2/10
本誌では、池上氏がピケティ氏にアベノミクスに関して明確な言辞を得ている。ピケティは金融緩和に依るインフレのリスクから、格差拡大の懸念を示している。構造的格差があるから、アベノミクスは自動的に構造的格差拡大策にしかならない。ちなみに先日発表された貿易黒字縮小幅は日本史上最悪である。これもアベノリスクの成果であるが、誰も評価しない。

池上氏:金利の持つ重要性をおっしゃっています。アベノミクスでは、金融緩和に依って実質金利を更に引き下げることで、なんとか経済をよくしようとしていますが、此れをどう評価しますか?

ピケティ氏:もしお札を刷ってさらにマネーの供給を増やすと、資産価格のバブルを引き起こしやすくなる。株価を押し上げる事にはなりますが、格差が広がる恐れがある。はっきりと有効かどうかを答えることはできませんが、いずれにしても税制を変えるよりも、手軽という意味で短絡的な手法だと感じています。(本誌、P.36)

ピケティは最新のインタビューで、このように安倍の金融緩和も評価していない。喜劇的なのは、安倍一派とネトウヨは自称右翼なのに、バリバリの社会民主主義者の左派のピケティ氏を自分たちに有利な様に誘導することは不可解であり、且つできない話である。また財務省のTPRも、ピケティ来日時も今もピケティ人気を利用できず失敗している。

ピケティ氏から明確な回答を得て下さった本誌には感謝致します!

また、ピケティ氏はマルクスを読み込んでいる。それは、本誌のインタビューでも、マルクスの著書を読んでいるかを問われ、彼はこう答えている。

池上氏:ピケティさんは、マルクスを読んでいないとおっしゃっている様ですが、本当ですか?

ピケティ氏:いいえ。勿論、本は読んでいますよ。(本誌、P.32)

つまり、安倍やネトウヨメディアは大嘘つきであり、ピケティ氏とマルクスとのリンクを恐れていた事が、本氏によって暴露されたのである。マルクスを読んでないピケティは御用メディアの創作である。

本誌は全日本国民必読です!

Cited From:
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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1983年以前の左派を再考するための必読書2015/2/1
レビュー対象商品: 経済原論 (岩波全書) (単行本)
マルクスの資本論の内在的論理に肉薄した秀作デス。日本の左派は、浅田彰革命の1983年以降からは何とポストモダニズムに毒されています。そこで本書は、日本の左派の本義を取り戻す上で必要です。宇野の立場は、マルクスに忠実です。マルクス経済学の体系を規定し、且つ自身のそれを簡明に総括しています。さらに本書は、1980年頃までの東大教科書です!

宇野学派のみならず左派の必読書です。

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中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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ホラー映画の秀作!2015/1/31
見えない恐怖を演出している。彼らは、比類なき程に高度に自覚的に闇と暗闇のレインジを利用している!恐怖は、極力見えない、見せない演出がカニンガム式のホラー演出であり、本作では成功している。芸大卒業生達は、もっと多くのこの手のジャンル映画の秀作を作り、運動を形成するべきである。
西垣君も、清水さんもいい仕事してるね!

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中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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安倍と財務省と産經新聞やウォールストリートほど質は悪くない2015/1/30
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ピケティ教授に、アベノミクスは格差を拡大しているのではないかと、正面から質問をぶつけてみました。金融緩和(アベノミクス)は、株や不動産の価格の上昇を通じて資産家には恩恵を及ぼすが、政府が助けたい人には恩恵をもたらさないので格差を拡大するとズバリ指摘。驚きました。最後に、日本の若者にメッセージを。ピケティ:闘って下さい。民主主義は闘いです。社会や財政制度を若者にとってどうするのか、待遇改善のための闘争をやらなければならない。民主主義には誰もがかかわらなければならない。これらが、日本国民の真の声である。素晴らしいピケティ氏との対談である。

ところで本書は、ネオリベ御用学者からの批判本である。この本に依る批判はピケティ氏の学説にケチをつける類いで未だマシな方である。もっと酷いのは、安倍や財務省、産經新聞やウォールストリートに依るピケティ氏の学説の曲解と、それをネオリベ肯定であるかの様に喧伝する工作である。これは、私による事前の警告で失敗しているが、本書のようなピケティ氏への批判は、まだ正面きってのものであり、安倍と財務省と産經新聞やウォールストリートほど質ピケティ教授に、アベノミクスは格差を拡大しているのではないかと、正面から質問をぶつけてみました。金融緩和(アベノミクス)は、株や不動産の価格の上昇を通じて資産家には恩恵を及ぼすが、政府が助けたい人には恩恵をもたらさないので格差を拡大するとズバリ指摘。驚きました。最後に、日本の若者にメッセージを。ピケティ:闘って下さい。民主主義は闘いです。社会や財政制度を若者にとってどうするのか、待遇改善のための闘争をやらなければならない。民主主義には誰もがかかわらなければならない。これらが、日本国民の真の声である。素晴らしいピケティ氏との対談である。

ところで本書は、ネオリベ御用学者からの批判本である。この本に依る批判はピケティ氏の学説にケチをつける類いで未だマシな方である。もっと酷いのは、安倍や財務省、産經新聞やウォールストリートに依るピケティ氏の学説の曲解と、それをネオリベ肯定であるかの様に喧伝する工作である。これは、私による事前の警告で失敗しているが、本書のようなピケティ氏への批判は、まだ正面きってのものであり、安倍と財務省と産經新聞やウォールストリートほど質は悪くない。

Cited From:中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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 Mr. Piketty is not an ideologue of the neoliberal Abe Regime!2015/1/30
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Abe regime and his Ministry of Finance, MOF are attempting to exploit his fame while Mr.Piketty is here in Japan now.
In fact, Abe regime's neoliberal policy is opposite to Mr. Piketty's social democracy. Abe just wanna distort your economic policy as his own in order to steal your fame and momentum for his Abenomics.
You need to fight the Abe's ideologues during your stay in Japan. The most Japanese people and the working class welcome you!

To readers,
 
Read this book, and you will see that this book is a great introduction to Mr. Piketty himself and his theories of social democracy. Don't be fooled by Abe's propaganda which is to steal Mr. Piketty's fame!

This is the greatest introduction to Mr. Piketty! Thank you for that!

Cited From:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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心の書2015/1/29
フロマートカは、チェコのプラハの春の理論的指導者であり、彼はキリスト教信者は、国家や民族が誤った道を歩む時は、共に歩み、内側から修正するべき事を説いた点が秀逸です。

彼は、キリスト教信者が蚊帳の外から説法する傍観主義に反対し、国家、民族と歩む戦闘的なキリスト教の道を実践しました。

全てのキリスト教信者及び社会運動家必読の書です!

Cited From:
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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不労所得層の剰余価値の収奪としての不労資産の拡大こそが、格差拡大の元凶2015/1/28
ピケティは、資本収益率を不労所得者である最富裕層を念頭にこう定義しています。不労所得層の剰余価値の収奪としての不労資産の拡大こそが、格差拡大の元凶であり、それを累進課税で収奪仕返し、社会的に格差を是正し、社会保障に当てるのは正しい!

資本収益率とは、資産が一年間にもたらす利益(賃貸料、配当、利子、キャピタルゲイン)であり、それ自体労働によるものではなく、労働者の剰余価値の搾取、収奪の結果を指しています。それが、今では経済成長率がゼロに等しいままでも、巨額の不労所得が1%に蓄積されていき、年率4から5%で拡大している状況を指して、さらに彼はこういっています。

ピケティ:此れを現実の世界で言えば、不平等は拡大する一方だということになる。此れは能力主義を軸足にした民主社会では受け入れられない。(364ページ)

また、低所得層に不平等な消費増税は正にフラットタックスです。一元的に低所得者にも、富裕層にも同率で課税するのは、その社会的、経済的不平等が存在する以上、低所得である程、一元的に課税したら生活に困窮するのです。それは、格差拡大になります。ピケティも、私もそのようなフラットタックスに反対ですし、彼が念頭に置いて累進課税を適用しようとしているのは、資産所有だけで、何もしなくても拡大していく富を有しているだけの不労所得層です。一定の低所得層の免税を彼も主張しています。彼らから正統且つ平等に収奪されている勤労の剰余価値を収奪仕返すのは、格差是正の最も現実的な手法だと思います。

本書は、原語でも英語でも日本語でも、どの版で熟読しても感激です! 

Cited From:
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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政治理論にも応用されている!哲学史上最大の博学博識の著者によるモナド論入門書!2015/1/27
ライプニッツの邦訳では、本書がベストであり、仕様も最高です!ライプニッツのモナド論は、物理学のみならず、政治学においても広域帝国主義論などに汎用されています。単なる汎神論の書ではありません!

これは、万能な理論であり、現代社会の問題考察上の必読書です!

Cited from:
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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「ピケティは日本経済をどう見るか?」:ピケティ本人はアベノミクスは間違いと明言!2015/1/26
今ピケティ氏来日に際し、ピケティ氏をアベノミクス支持や財務省支持へ巧妙に悪用するプロパガンダ工作がネットでも発動されています。我々は、安倍一派や財務省にミスリードされぬ為に精確にピケティ氏の理論を理解しなくてはなりません。本誌はその素敵な一助になります!

ピケティ氏はなんと、本雑誌のインタビューで見事にそれを反証してくれています! 彼は、アベノミクスは間違いであると明言しました。

 本誌:日本はどちらかと言えば金融政策に頼りがちです。アベノミクスは資産バブルを誘発しています。

 ピケティ: (アベノミクスのやり方)間違いだ。われわれは税務政策に比べ、金融政策に対してあまりに高い期待を持っている。日本にとっては、欧州や米国と同じように、金融政策は魅力的だろう。何十億円もの紙幣を印刷するのは簡単だからだ。

 税制を変えるとなると、計算表を作る作業が膨大で、富裕層の反対も受けるし、事態はより複雑になる。だが、税務対策が最も透明性が高い。紙幣を印刷しても、何らかの利子率を下げたりすると、特定のセクターがバブル化したり、必ずしも富ませるべきでない人を富ませることになったりする危険がある。(本誌「ピケティは日本経済をどう見るか」, P.51)

以下がその他の本誌掲載のピケティとの対談録です。

質問:日本の将来の不平等について何が心配ですか?

ピケティ:日本のケースは、私が『21世紀の資本』の中で言っている事を例証しているようでとても興味深い。戦後の極めて高い経済成長と、現在の非常に低い成長率との差が際立つ。成長がゆっくりの国では、国民所得比で見た資本(富)の蓄積はより大きくなる。日本は欧州と同じ様に国民所得比で3倍から6~7倍へ拡大した。これは非常に高い水準だ。

質問:それだけ資本分配率が増え、労働分配率が減る可能性があるということですね。人口減少も富みの集中が進む要因だと主張しています。

ピケティ:例えば、夫婦に子供が10人いるなら、相続はそれほど重要ではない。10人に分配するから一人当たりは少なくなる。だから子供は自分で富を蓄積しなければならない。しかし人口減少社会では低成長率に依って国民所得比での富の蓄積がどんどん進む。しかも、子供が1人しかいない場合だと、2人の両親から財産を継ぐが、双方の親に富がなければ、どちらからも財産を継承できない。このように世襲によって受け継がれる不平等もとても大きくなる。これは業績主義の理想に対するリスクだ。

質問:日本は政府債務残高がGDP(国内総生産)の200%を超え、先進国で最悪の財政状況です。

ピケティ:確かに日本の国家のバランスシートは資産と負債がほぼ同量になるまで悪化した。ただ、日本は公的資本(純資産)の減少分よりも、民間資本(純資産)の増加分がずっと大きい。これはどちらかと言えば、よいニュースだ。日本は欧州と同じで、政府は貧しいが、民間資本によって国全体の資本はかつてないほど豊かになっている。
 国民所得に比べて民間資本がこれほど大きい国で解決策は何になるだろうか。私は日本も欧州と同様に、資本への課税を増やすことを提言する。国民の大半にとって労働所得は停滞している。一方で不動産、資産の高度な資本化が進んでいる。労働所得に対して減税、資本に対して増税するのは自然な解決策だろう。これはバブルを防ぐことにも役立つ。イギリスと同じ轍を踏んではいけない。 

質問:反対に、すべきでないことは? 

ピケティ:たとえば公的債務の危機は過去にもあった。イギリスは19世紀に、今の日本と同様、GDPの200%の水準になったことがある。19世紀のイギリスは、歳出削減によって予算を黒字化させて公的債務を減らすという、オーソドックスなやり方でこの危機を乗り越えた。'' だが問題は、非常に時間がかかったということだ。解決には1世紀を要した。その間、イギリスは毎年GDPの1~2%の黒字を蓄積していき、自国の金利生活者にカネを返し続けた。結果、イギリスは教育への投資を減らしてしまった。これは、今の日本や欧州が「同じ轍を踏まないように」と考えさせる重要な教訓だと思う。(本誌「ピケティは日本経済をどう見るか」, P.51)

ピケティ氏は、ここでもネオリベ政策であるアベノリスクに力強い反対を表明して下さっています!ピケティ氏はネオリベではなく、思想に於いても全く対局にある社会民主主義者であり、財務省版消費大増税のイデオローグにはなりえません。

素敵なインタビュー記事に感謝致します!早速購読し感激して読み込んでいます!

本書は全日本国民必読です!

Cited from : 中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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Alarm Signal! – Danger Draws Closer in P.R.O.C. : NED-funded Network of Young Democratic Asians, NOYDA (亞洲青年民主陣線; 亞洲青年民主網路; 亞洲青年民主連線) - The Anti-Empire Report Far East 2013-2018

Smart Phone ver. NED-Asian Colour Revolutionary Network, NOYDA   Network of Young Democratic Asians? 亞洲青年民主網路; 亞洲青年民主連線 ; 亞洲青年民主陣線 ...