Thursday, March 17, 2016

結局神学も人間学として定立すれば実用主義からの批判を免れる!


佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談
佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談
竹内 久美子著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,620

4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 結局神学も人間学として定立すれば実用主義からの批判を免れる!2016/3/12
本書は、単なる宗教対科学の対決ではありません。有神論と無神論の二元論に終わらずに感動的な結末を迎えています。ここでもマルクス主義の学習が神学擁護に役立っています。フォイエルバッハの無神論を有神論の擁護に巧みに利用しています。以下が本書の核心部分です。

佐藤さん:人間について語ることができない学問、宗教というはダメだと私は思う。この対談を通じて思い出したのは、フォイエルバッハが言うように、神学の秘密は、人間学なんです。神が人間を作ったのではなく、人間が神を作った。だから人間の側からしか神について語れない以上、裏返して、人間学を高めていくしかない。

竹内さん:おお、ついにここまで到達しましたね。佐藤さんに、神は実在するのか問いに来たら、結局人間お話になりましたね。

(本書、p.253)

なるほど、結局神学も人間学として定立すれば形而上学や実用主義の批判を免れる、そのためならば無神論のフォイエルバッハも逆に利用して最後は人間に到達するとすればいいのです。それでは、やはりフォイエルバッハやその後継者たちが正しいということが結論づけられます。

本書は、全佐藤ファンの必読書です!

Source:中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!Workers of the world unite! 対米従属批判!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ1000レビュアー)   

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