Friday, July 15, 2016

【書評】 3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・SEALDs  (笠井 潔著)


3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・SEALDs (集英社新書)
3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・SEALDs (集英社新書)
笠井 潔著
エディション: 新書
価格: ¥ 821


5つ星のうち 1.0 3.11後の騒擾と左派偽装のヘイト文化:反原発連、しばき隊、SEALDsは、社会運動をビジネス化し、ヘイトを左派文化に堕落させた退廃現象の典型である!即時消滅せよ!2016/7/15
反原発連、しばき隊、SEALDsは、似非左派であり、与党や行政と癒着しているくせに、野党の懐刀として政敵を葬る暴力装置として暗躍している反社会組織です! 

重要ポイント:

1、反原発連=しばき隊は、数多のリンチ事件および名誉毀損、プライバシー侵害を繰り返してきた左派陣営を偽装する似非左派暴力集団である。

2、国内的には、SEALDsは、学生タレントを表としているが、実態は中野昇一、小熊英二、高橋源一郎、野間易通、山口二郎、高田健らや国際基督教大学国際基督教大学系のイデオローグに操縦された体制の為のタレントビジネス集団である。

3、シルバーデモクラ層や、同様に無知で盲目的な野党ファンクラブというべきファンたちは、反原発連、しばき隊、SEALDsに利用されており、野党も党利党略で彼らを悪用し、公安は彼らを反体制側で権威付け、なおかつ会議で双方協議をして活動を容認している。全体としては、体制も反体制も左右陣営に分かれて国民を欺くプロレスをしているに過ぎない。

事実関係:

1、しばき隊による恐怖の集団リンチ事件。その裁判が大阪地裁で始まる。

2、反原発連、しばき隊、SEALDsが協力して野党が国政選挙で敗北した事実しかなく、ことに共産党の議席は増加した事実はなく、今回の参院選でも自民党は比例で2011万票を取る圧勝で、この数字は2014年衆院選の1765万票を大きく超えるものだ。それに対して「野党共闘」の中核であった共産党は601万票しか取れず、2014年衆院選での606万票を下回っている。2014年の投票率は52.7%、今回の投票率は54.7%。投票率は今回の方が上回っているにもかかわらず、共産党は比例票を減らしてしまった。議席数も、2013年参院選の8議席を下回る6議席に終わった。2013年参院選では大阪で議席を取ったが、今回は大阪で落としている。共産党の党勢は頭打ちとなった。マスコミの予想では共産党は8議席から10議席だったので、結果は予想を下回った。

3、結局、有権者の半分はどちらにも魅力を感じず、選択をボイコットし、残った半分の多数は安倍晋三の方を選んだ。安保法の廃止や改憲の阻止という公約ではなく、経済政策の方を重視するという判断に傾いた。中野晃一や山口二郎や内田樹や、あるいはSEALDsを売っている左系の出版社や新聞社の業界の者は理解していないが、国民は、SEALDsの奥田愛基に何も魅力や共感を感じていないのである。

4、国際的には、SEALDsは4月8日から10日にかけての、マニラ会合に参加した。主催者をベトナムとフィリピンで活動するベトナムの反政府/反中組織VOICEとしている。VOICEは、テロ組織Viet Tanのグエンバンダイの妻も支援するなど、そのリーダーであるHoi Trinhは、Viet Tanとも関係が深く、NED(全米民主主義基金)とHuman Rights Watch(ヒューマンライツウォッチ)から毎年適度に資金援助されている。ベトタンもNED支援を受けている。傘革命からは、周永康(Chow Alex)と羅冠聰(Nathan Law Kwun Chung)が参加した。傘革命もその主導者の一人Hong Kong Human Rights Monitor (HKHRM) の清教徒、バプティスト派の牧師Chu Yiu-ming が、US$ 145,000 を2013年にNEDから渡され、さらに同様にNED の産物であるthe Alliance for Reform and Democracy in Asia (ARDA)と協力して傘革命運動を始めていた。そして、これにとどまらず香港大学センターの比較法学専門のBenny Tai も、NED とそのパートナーであるNational Democratic Institute (NDI)とその Design Democracy Hong Kong から助成金を得て傘革命を始動した。他にも香港カトリック教会僧侶のEmeritus, Joseph Zen も上記組織にファンドされた主導者である。学生たちは、プロか洗脳され誤導されたマスコットたちだった。傘革命では、NEDの香港における三つのパートナーであるthe U.S.-based Solidarity Center とthe Hong Kong Human Rights Monitor には、$150,000 が援助され、the U.S. National Democratic Instituteには、$400,000が支援されている。台湾ひまわり運動からは、Fi Tsengと林飛帆が参加した。この運動も、国会議長の王金平がNEDの台湾民主主義基金会(The Taiwan Foundation for Democracy)の初代チェアマンであったことから、彼と同協会を通した運動の操作と支援が露骨だった。ひまわり運動中に警察を国会へ入れない権限を有し、行使していたのは議長の王金平であったし、解散の指示を出したのも王金平その人だった。そして、ひまわり運動は、2014年の4月9日、10日は渡米してNEDと会合を開き活動報告を公式に行っている。台湾関連で、上記組織以外でUSAIDと関連し民主化工作ができるのはthe Formosan Association for Public Affairsである。この組織が、ひまわり運動の表向きのマスコットである学生リーダーを招き入れた。
本会合では、さらにチベットからはNEDから直接ファンドされておおっぴらに反中騒擾に従事している”Students for a Free Tibet(SFT) ”のTezin Tselhaも確認された。Students for a Free Tibet(SFT)は、1994年にニューヨークで設立され、NEDにファンドされた反中民間組織である。$46,000が、2014年に支払われている。

コメント:

左派ビジネスで金儲けをしたい、売名してタレント化したいという支配階級のエゴ丸出しの退廃の象徴が、反原発連、しばき隊、SEALDsと云う野党ビジネス、および体制側の思惑と一致して明らかに、左右を巻き込んだアストロターフィングを行っている。我々は、野党共闘や候補者一本化が正しいと確信するが、運用面で暴力集団、国民の信頼を得ない社会運動のビジネス化を許さないことが肝要である。彼らは、得票とは逆効果であることが特定秘密保護法反対運動以来の連敗でも証明されている。従って、真の社会運動から反原発連、しばき隊、SEALDsを排除することは必須であり、勝利の条件である。

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