非正規化と、それ以上に深刻なフリーランス化とセットである偽装請け負いこそが、本書でも未だ十分把握されていない最新の労働環境の実態です！, 2015/3/26

レビュー対象商品: 日本の雇用が危ない 安倍政権「労働規制緩和」批判 (単行本（ソフトカバー）)

本書は、非正規化とフリーランス化、そして後者の違法現象である偽装請け負い問題の深刻さに気づきかけています。

解雇特区の創設、有期労働契約の規制緩和、ホワイトカラー・エグゼンプションの導入、ジョブ型正社員の制度化、派遣労働の恒久化……。
「世界で企業が一番活躍しやすい国にする」ことをめざす安倍政権が強行する規制緩和は、働く人びとに何をもたらすのか?

正にこれらの疑問点は、日本の労働者にとり不可避です。しかし、フリーランス化とセットである偽装請け負いこそが未来の趨勢です。

Cited:

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です！"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ！民主主義にタブーなし！在日外国人への差別を止めよう！)