陰謀論の妄言ではなく、インテリジェンスを!第三次世界大戦は中東から勃発する危険が最もある!しかし、極東も危険あり!, 2015/9/15
レビュー対象商品: 第3次世界大戦の罠―新たな国際秩序と地政学を読み解く (単行本)
本書では、第三次世界大戦は、イランとサウジアラビアの対立軸で核開発、核保有国の中東における連鎖拡大に、イスラム国やロシアやイスラエルが絡む事で勃発するというシナリオが描写されています。
しかし、私が殊に感銘を受けたのは、第三次日中戦争のトリガーインシデントは、実は暴走族気質の軍の末端分子による偶発的な騒動や泥酔隊員の軽はずみの暴発といった安易な形態を採る可能性が大きい点です。
重要なのは、反知性の陰謀論に陥るのではなく、諸事実に基づくインテリジェンスです。以下の箇所は、インテリジェンスの良き分析事例です。
山内氏:2010年に尖閣諸島で起こった、海上保安庁の巡視船に体当たりした中国船の漁船。あの船長も愛国者というよりもアル中まがいだったようですしね。(笑)
佐藤さん:明らかにそういう者でも英雄にせざるを得ない。それこそ酔った勢いで尖閣に上陸するとか、酔った勢いで日本の海上保安庁の人間を殺してしまうとか、こういうような偶発的な衝突から始まる両国の緊張というものは、恐ろしいと思うんです。
(215-216ページ)
今世界情勢で、第三次世界大戦が勃発する危険があるのは、中東、ウクライナ、そして極東です。本書の対談は、この全てを正確に事実に基づいて論証しています。
本書は、全ての佐藤ファンの必読書です!
くだらない陰謀論者共は放っておいて、佐藤さんの本を読みましょう!
しかし、私が殊に感銘を受けたのは、第三次日中戦争のトリガーインシデントは、実は暴走族気質の軍の末端分子による偶発的な騒動や泥酔隊員の軽はずみの暴発といった安易な形態を採る可能性が大きい点です。
重要なのは、反知性の陰謀論に陥るのではなく、諸事実に基づくインテリジェンスです。以下の箇所は、インテリジェンスの良き分析事例です。
山内氏:2010年に尖閣諸島で起こった、海上保安庁の巡視船に体当たりした中国船の漁船。あの船長も愛国者というよりもアル中まがいだったようですしね。(笑)
佐藤さん:明らかにそういう者でも英雄にせざるを得ない。それこそ酔った勢いで尖閣に上陸するとか、酔った勢いで日本の海上保安庁の人間を殺してしまうとか、こういうような偶発的な衝突から始まる両国の緊張というものは、恐ろしいと思うんです。
(215-216ページ)
今世界情勢で、第三次世界大戦が勃発する危険があるのは、中東、ウクライナ、そして極東です。本書の対談は、この全てを正確に事実に基づいて論証しています。
本書は、全ての佐藤ファンの必読書です!
くだらない陰謀論者共は放っておいて、佐藤さんの本を読みましょう!
Cited:
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!Workers of the world unite! 対米従属批判!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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