Wednesday, June 29, 2016

【書評】民主主義は止まらない 特別試し読み版+特別付録 参院選2016ガイドブック (SEALDs著)


民主主義は止まらない 特別試し読み版+特別付録 参院選2016ガイドブック
民主主義は止まらない 特別試し読み版+特別付録 参院選2016ガイドブック
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5つ星のうち 1.0 政治団体なのに、資金源を開示しない偽装草の根集団SEALDsは市民社会から消えるべき!2016/6/29
本書の存在自体が示す通り、社会運動のタレント業界化は、日本の政治、社会運動全体を退廃させており、その典型的な現象がSEALDsである。

事実関係:

1.日本共産党も、「市民連合」も、『週刊金曜日』の読者層である50代から60代の男性左派リベラルも、2015年2月18日に長島昭久たち民主党と維新の党の提出した安保法制の対案であり、日米ガイドラインに沿う憲法違反の法体系整備を一切不問にし、あくまで安倍による改憲には反対するという護憲派にとって欺瞞的な選挙運動を展開している。

2.民主党が2015年に217名もの憲法学者や弁護士たちを駆り出して違憲キャンペーンを行う中、奥田は、民主党推薦後述人として「国民投票で信を問うべき」と発言し、憲法改正に導く安倍の国民投票法とその予算850億円の巨額利権の国民投票には反対していない。

3.LGBT擁護の運動の脈絡を利用して、奥田はツイッターで憲法改正を明確に主張して、24条一項の改正を提案している。LGBT運動が、特定利権集団による憲法改正の動きに包摂されている。

4. 2015年7月7日の海外の憲法学、公法研究者20名から 『安倍首相による平和憲法の再解釈に反対する日本の学生と市民を支持する』 声明は、SEALDsの為に起草したシカゴ大学のTom Ginsburg(トムギンズバーグ)により公表されたが、Tom Ginsburgは、安倍以上の改憲派である。彼とシカゴ大学は、世界憲法シカゴ案という未来のグローバルな世界憲法の起草者でもある。さらに、シールズ応援団の御用学者松平徳仁教授は、「日本憲法改正リサーチプロジェクト」をベースとした慶応大学×ハーバード大学と共同プロジェクト「ライシャワー共同プロジェクト」の研究者でもあり、グローバルなコンテクストでは、反安倍などではなく、安倍以上の改憲派である。

5. 「戦争ができる国」というプロパガンダで、消費税増税、ネオリベTPP、格差問題、原発などの物質的問題が争点から外れている。しかも、憲法シングルイシューは、民意から乖離していることが、共産党の最大の支持基盤である高知県の高知新聞の5月17日の民意調査からもわかる。関心のある政策課題は「医療、介護、年金、福祉など社会保障」が36・9%とトップで、「景気・雇用対策」15・7%、「憲法改正」13・0%などを大きく上回った。
これは、先の4月23日の北海道五区補選の選挙でも共通する特徴である。

6. しばき隊のNo.1は野間易通、No.2は竹内真、No.3は木下ちがや、フェローは五野井郁夫。シニアフェローは中野晃一、エグゼクティブフェローは小熊英二。顧問弁護士は神原元、国会支部長は有田芳生、関西支部長は李信恵。SEALDs事業本部長は奥田愛基。反原連事業本部長はレッドウルフ。

7.4月8日から10日にかけての、マニラ会合は、主催者をベトナムとフィリピンで活動するベトナムの反政府/反中組織VOICEとしている。VOICEは、テロ組織Viet Tanのグエンバンダイの妻も支援するなど、そのリーダーであるHoi Trinhは、Viet Tanとも関係が深く、NED(全米民主主義基金)とHuman Rights Watch(ヒューマンライツウォッチ)から毎年適度に資金援助されている。ベトタンもNED支援を受けている。傘革命からは、周永康(Chow Alex)と羅冠聰(Nathan Law Kwun Chung)が参加した。傘革命もその主導者の一人Hong Kong Human Rights Monitor (HKHRM) の清教徒、バプティスト派の牧師Chu Yiu-ming が、US$ 145,000 を2013年にNEDから渡され、さらに同様にNED の産物であるthe Alliance for Reform and Democracy in Asia (ARDA)と協力して傘革命運動を始めていた。そして、これにとどまらず香港大学センターの比較法学専門のBenny Tai も、NED とそのパートナーであるNational Democratic Institute (NDI)とその Design Democracy Hong Kong から助成金を得て傘革命を始動した。他にも香港カトリック教会僧侶のEmeritus, Joseph Zen も上記組織にファンドされた主導者である。学生たちは、プロか洗脳され誤導されたマスコットたちだった。傘革命では、NEDの香港における三つのパートナーであるthe U.S.-based Solidarity Center とthe Hong Kong Human Rights Monitor には、$150,000 が援助され、the U.S. National Democratic Instituteには、$400,000が支援されている。台湾ひまわり運動からは、Fi Tsengと林飛帆が参加した。この運動も、国会議長の王金平がNEDの台湾民主主義基金会(The Taiwan Foundation for Democracy)の初代チェアマンであったことから、彼と同協会を通した運動の操作と支援が露骨だった。ひまわり運動中に警察を国会へ入れない権限を有し、行使していたのは議長の王金平であったし、解散の指示を出したのも王金平その人だった。そして、ひまわり運動は、2014年の4月9日、10日は渡米してNEDと会合を開き活動報告を公式に行っている。台湾関連で、上記組織以外でUSAIDと関連し民主化工作ができるのはthe Formosan Association for Public Affairsである。この組織が、ひまわり運動の表向きのマスコットである学生リーダーを招き入れた。
本会合では、さらにチベットからはNEDから直接ファンドされておおっぴらに反中騒擾に従事している”Students for a Free Tibet(SFT) ”のTezin Tselhaも確認された。Students for a Free Tibet(SFT)は、1994年にニューヨークで設立され、NEDにファンドされた反中民間組織である。$46,000が、2014年に支払われている。

SEALDsは、政治団体として登録したのだから、政治資金元の情報を社会的に開示しなくてはならない。

本書は、相変わらず社会運動ビジネスをやっており、法規の概念が欠片もない! 即時解散せよ!

Source:中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!Workers of the world unite! Keep going, comrades! 親米親中親露!米国至上主義!民主主義に禁句はないし、国境も文化の垣根もない!民主主義を世界へ!在日外国人への差別を止めよう!反陰謀論悪徳業者!) 

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