Thursday, September 11, 2014


 第二次世界大戦敗戦の要因を軍事学的に分析した名著2014/9/8
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 私は、本書は先の大戦の日本敗戦の原因(銃剣正面突撃、大艦隊決戦主義という日露戦争時の海軍/陸軍のドグマで近代戦に挑んだ大誤謬)を軍事面で検証する上で最良の書であると推薦します!実は軍事の専門家ではない著者達は、本書を単に軍国主義はけしからんという単なる感情論にさせぬようにしたそうですが、極めて重要なのは、牟田口廉也のような独断専行で、戦局を顧みず、個人的な感情論で無計画な、諜報なき思いつきの軍事行動を採り、日本型雇用システムの反映している当時の軍の人治的システムの体現者のような問題人物が、盧溝橋事件、太平洋戦争(白骨回道で著名な無謀なるインパール作戦)でも、必ず指導部において暗躍しており無意味な敗北戦争を引き起こす人的主因になっていることが分析されており、決して当時の日本軍擁護論にはなっていない点が科学的であり、秀逸です。日本は当時でも戦局に対して合理的に対処できるシステムがなく、上の独断専行を絶対化し、人的管理システムにおいて既に、民主的で階級制を絶対視しない弾力性ある米国に敗北していたのです。

 本書は、第二次世界大戦の日本敗戦を分析した最高の研究本です。

対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者セヌリ党員の中西良太さんのレビューより

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