Monday, May 25, 2015


民間研究家中西良太氏の対米従属批判論集:ピケティとマルクスの差異とは?米国政府に日本政府は沖縄をどう説明しているのか?など秀逸な最新の論考に富む!,2015/5/24
私は早速購読してみました。まずは、ピケティとマルクスの差異は、前者が労働力の商品化=労働者の疎外現象に全く関心がなく、格差不平等に限定されている点が異なるという指摘は正鵠を射ています。ピケティ式の増税社会は官僚主義のファシズム社会になる危険性はあります。

また、米国政府が沖縄をどう観ているのかに就いては、驚愕の事実が披瀝されます。

佐藤さん:地元の人が嫌だということは、やりませんというのがアメリカの原則です。沖縄が嫌だと言えばアメリカはやりません。ところがアメリカに対する日本政府の説明では、地元の沖縄は大歓迎していることになっているんです。(本書、pp.168-169)

米国の支配層には、沖縄が歓迎している=日本政府が歓迎しているからという説明が浸透していることは、外交チャンネルが官僚とジャパンハンドラーに極度に限定されていることにも起因しています。

また、佐藤さんや田原さんの対米従属に関する見解は全く正しい。日本は対米従属といっても、それは対米従属で私腹を肥やす官僚、資本家層が卑劣にも、自立的に言い返そうとすればできるのにあえてしないどころか、アメリカに頼んで外圧を演出してくれるようにしている点が従属自立の単純な二元論ではない、対米従属問題の核心です。お二人はこの点を最も理解していらっしゃいます。

安易な対米自立論に対して、佐藤さんは言う。

佐藤さん:全く寝ぼけた話ですよ。それは、対米従属をすることで利益を求める人間がいるという事です。(本書、P.224)

亡国官僚に依る対米従属偽装と、官僚が米国の意向を忖度する無私な機械論的な対米従属論とは全く異質であり、前者こそが真実であると私も思います。後者は空想的です。

佐藤さんの諸論考はやはり、社会人にとり最も勉強になります。単純な二元論に没せずに、本質を理解し、肯定面、否定面を観て、極端に走らない佐藤さんのバランス感覚は超一流です!

本書は全ての佐藤ファンの必読書です!

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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