Sunday, May 17, 2015


TPPよりさらに恐ろしいTiSA(Trade in Services Agreement)が、貿易でなく、公共サービスの民営化の国際条約で米国を中心に23の国が、交渉中! オバマケアは、国民皆保険でなくネオリベ民間保険への加入補助!2015/5/15
医産複合体は、14日にTPA審議を米上院に通過させ、TPPは、今年中に妥結され、堤さんが、本書でも描写されている地獄絵図になりますが、ここでは、堤さんが専門的な対策を提示されていますので、抵抗運動は、これからが本番ですね! しかし、その背後で、TPPよりさらに恐ろしいTiSA(Trade in Services Agreement)が、貿易でなく、公共サービスの民営化の国際条約で米国を中心に23の国が、交渉中です。

ちなみに、みんなが誤解しているオバマケアは、国民皆保険でなくネオリベ民間保険への加入補助です!以下が最も簡明に定義されたオバマケアの正体です。

堤さん:(オバマケアによって)保険会社は病気等を理由に加入拒否できなくなった代わりに、自社の保険商品の利益を維持するため安い保険商品の廃止、保険料の値上げ、指定病院、医師リストを縮小、処方薬を保険から外すなどを実施した。政府の薬価交渉権もないままなので、製薬会社は引き続き薬価を上げ放題だ。(本書、P.94)

更に本書では、ネオリベ医療政策への対策として、堤さんは医療は医師だけでなく、保険補導員等の予防医療のプロの増員、ネオリベに対して従来の右派と左派の共闘、給食で医療費を下げること、地方自治体ごとで保険料の決め方が異なるのを逆手にとり、減免措置や滞納者への窓口負担10割の資格証明書発行等の地域、地方自治体を主軸に対処する案を提示されています。

そして、最後に堤さんはこう結論づけています。

堤さん:経済成長という旗を振りながら、医療を商品にし、使い捨て市場となるのか。世界一素晴らしい国民皆保険制度と憲法25条の精神を全力で守り、胸を張って輸出していくのか。それは単なる医療と言う一つの制度の話ではなく、人間にとって、命とは何か、どうやって向き合ってゆくのかという、普遍的な問いになるだろう。(本書、P212)

本書は、全日本国民の必読書!

中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2015, 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
(トップ500レビュアー) 

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