フルフォード氏による(逆)極東国際軍事裁判第二公判:欧米のA級戦犯たちを逆極東裁判にかける!, 2014/11/13
フルフォードさんによる逆極東裁判と言える第二弾です。戦後200回以上戦争を仕掛け、国家として約3,000万人以上の世界中の一般市民を殺戮した米国とそのA級戦犯たちをリスト・アップしてみるのは、日本にとって有益です。アングロサクソンが、元々5世紀に古代ローマ軍が今のイギリスであるブリタニアから撤退した際、ブリタニアのケルト人が用心棒に雇ったのが、逆にケルト人を皆殺しにし、生き残ったケルト人達はスコットランドなどへ逃亡した。この一連のローマから米国へと受け継がれたアングロサクソンの他民族虐殺の遺伝子の史的起源(競争相手の民族を全滅させる闘争心と騎士道精神の二重人格性)という氏の基本的分析から本書を読み解いていかなくてはなりません。
例えば、日本では生物兵器による虐殺史があまり知られていませんが、米国政府によるネイティブ・アメリカンへの天然痘を使った全滅工作により、免疫のない彼らは、天然痘付きの毛布を渡される形で葬られたのです。生物兵器に依る謀略は、19世紀に既に行われていたのです。
お浚いの意味でA級戦犯達(Genocidal gentlemen; Class-A War Criminals)をリスト・アップしてみると、以下の様になります。
1. アーサー・ハリス英空軍司令官。(大戦中に、ドイツで民間人を標的とした無差別爆撃を行った)
2. ハリー・トルーマン。(ソ連への見せしめの為に、広島への原爆投下の3日前に日本側が講和を求めている事を会議で知りながら、民間人を標的にした本来不必要な原爆投下を行った)
3. レスリー・グローブス将軍。(好奇心から原爆投下を推進したマンハッタン計画の指揮者)
4. カーチス・ルメイ将軍。(1964年に日本から勲一等旭日大綬章を得たこの人物は、大戦中の空襲で100万人もの日本の民間人を大虐殺した)
5. チャーチルとルーズベルト。(前者は、米国を対独戦に巻き込み、後者はチェンバレン時代から対独戦をけしかけていた事がC・C・タンジル教授のBack Door to War: The Roosevelt Foreign Policy, 1933-1941でも論証されている。この二人の謀略が先の大戦である。大西洋憲章第6条は、実質的な対独宣戦布告であり、ルーズベルトは日米戦争前に既に武器を英国の対独戦に供与している。さらにチャーチルは、悪名高いハンブルク大空襲という大虐殺などのドイツ大空襲で、軍事目標ではなく民間人を標的にした。)
6. ロバート・マクナクラ元米国国防長官。(300万にも上るインドシナ半島の住民を殺害し、米軍兵5万8千人の死傷をもたらした)
7. ヘンリー・キッシンジャー元国務長官。(世界中での米国の謀略工作に関与し、チリでのピノチェト政権の誕生とその虐殺を容認)
8. ビル・クリントン。(数十万のイラク国民の死亡、ウェイコの襲撃事件、オクラホマシティ爆破事件に責任あり)
9. ジョージ・H・W・ブッシュ。(イラン・イラク戦争を促して100万人も死亡させ、パナマ侵略でも4千人も虐殺した)
10. マデレーン・オルブライト。(イラク制裁で150万人もの子供を殺害)
11. ジョージ・W・ブッシュ。(先の二つの戦争で、米国、アフガン、イラクの約10万人を死亡させた)
12. ディック・チェイニー。(先の二つの対外侵略戦争の遂行責任あり)
13. ポール・ウォルフォリッツ。(先の二つの戦争で、米国、アフガン、イラクの約10万人を死亡させた)
14. ドナルド・ラムズフェルド。(推計10万人を超えるイラク人の殺害及び米軍2万人の死亡に責任あり)
15. ルパート・マードック。(米国の多数のニュースメディアの所有者、大手報道マフィア)
以上が氏によってこれまでリストアップされている面々です。本書では欧米のA級戦犯たちに対する氏の断罪が行われています。正に逆極東裁判であり、この度の極東委員会の委員長にして判事はフルフォードさんであると言えます。そして今度巣鴨プリズンに入獄するのは以上の英米のA級戦犯共(Genocidal gentlemen; Class-A War Criminals)です!
本書は全日本国民必読の書です。
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)