ホメイニ師は、モサデクの怨念を晴らした!, 2014/11/28
レビュー対象商品: ホメイニ師の賓客〈上〉―イラン米大使館占拠事件と果てなき相克 (単行本)
ホメイニ師と彼の政府メンバーは、CIAに潰されたモサデク政権の系譜にある人物達です。まず、彼らがイラン革命に成功し対米独立を達成した点は高く評価されるべきです。それから、イラン・コントラ事件でも武器売買や人質交渉でも米国相手に上手く交渉し、相手を陥れたのもホメイニ師側であり、外交上の勝利でした。私は、世界イスラム革命などという画策が彼の目的だったという陰謀論には組しません。しかし、イラン好きの私としてはイランが政教一致の非民主国家になっているのは残念だと思います。
本書は、ホメイニ師指導下のイランの政争を知る上では日本語文献としては最良の書です。
本書は、ホメイニ師指導下のイランの政争を知る上では日本語文献としては最良の書です。
中西良太 / Ryota Nakanishi "Amazon Top #500 Reviewer 2014, 2013です。 憲法、消費税、TPP、基地問題、原発、労働問題、マスゴミと前近代的司法が日本の最重要問題です!"さんが書き込んだレビュー (万国の労働者階級団結せよ!民主主義にタブーなし!在日外国人への差別を止めよう!)
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