Monday, August 18, 2014


主権者国民の大同団結のあり方を問う上で不可避の良書!対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者の中西良太さんのレビューより
2014/8/11
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レビュー対象商品: 「悪」と闘う (朝日新書) (新書)
私は、何よりもまず先の都知事選での脱原発の統一候補擁立の舞台裏で、著者に降りる様に策動した勢力があり、小泉さん達の脱原発が本当に国民主権者の立場に立つものであったのか懐疑的な中で、本書に出会い著者への一本化を主張する方が良かったし、正しい選択だったのではないかと読後深く反省させられました。とても良い本です。多くの国民は、都知事選の後だしジャンケンと言われる告示前夜ぎりぎりの立候補が一本化を不可能にすることも、また告示後は立候補を取り下げることは不可能なことも知りません。細川さん側からの協議の拒否や、そもそも対談すら行わない態度にはやはり懐疑的にならざるを得ません。(序章 P13 )脱原発での統一候補擁立や政策協議以前の問題がここにはあったのです。細川さんは、本当に国民側の立候補者であるならば、他の候補者にしても、協議拒否でもあるこのような後だしジャンケンは今後止めるべきです。それは、先の都知事選の結果が証明しています。 

副題:細川/小泉の脱原発は真の脱原発派を分化させる謀略であることが判明!細川/小泉を脱原発の主権者は信ずるなかれ!

宇都宮さんが本書で明かす2014年2月の都知事選の真相は、多くの未聞の情報に富んでおり主権者国民の選挙戦略にとって極めて重要です。結論としては、細川と小泉は明らかに脱原発勢力を分化させるマスコットとして策動しています。これに関して 宇都宮さんが論証されているのが本書の序章です。当時、他ならぬ 宇都宮さんに対して脅迫、いやがらせや威力による細川への一本化という立候補撤回圧力が加えられていました。その暴力性から言ってもそれが悪質なものであることは感受できます。以下が、第一章の要諦です。

1)候補者は立候補告示後の撤回はできない。細川は、告示前夜に後だしジャンケンでいきなり立候補を表明し、一本化の事前協議の時間的余裕すら意図的に与えなかった。(13ページ)

2) 宇都宮さんに一本化要求を突きつけたのは、細川陣営ではなく、脱原発を掲げる市民団体であった。しかも、彼らは選挙期間中、細川の政策や人格をも知らず、面識もなかった。このとある市民団体は、細川にも一本化を要求したが、断られ断念した後に、なんと細川支持に回ったことは国民には知られていない。(14ページ)

3)脱原発という一点だけでは、一本化できないのは至極当然である。有権者が期待する政策は他にもあり、元々脱原発ではない細川は脱原発しか表明していない。(14ページ)

4)日本の公選法と、1925年の普通選挙法に起源のある供託金制度が、労働者階級の国政参加を阻害してきた戦前の遺物であるという制度的欠陥が指摘されている。(46-7ページ) 宇都宮さん:この時、国家が懸念したのが無産政党の国政進出でした。25歳以上の男子であれば、納税額に関わらず選挙権を持てる、となれば、社会主義に共感を示す貧しい労働者階級や農民らにも選挙権が行き渡ることになるからです。そこで、普通選挙法と同時に導入されたのが、2000円という高額な供託金の制度であり、その制度の運用により国家は被選挙権の方を制限しようとしたのです。(47ページ)

5)瀬戸内寂聽へ細川の妻が電話をし、選挙協力を依頼した2013年12月26日の時点で、細川が立候補しようとしていたが、同氏の新聞寄稿で判明した。では、なぜ後だしジャンケンだったのか? (53ページ)

6)ある宇都宮さんの知人は、細川陣営と通じ、細川が立候補することを知っていた上で、 宇都宮さんに負けるから降りる様に不当に強要していた。(53ページ)その脱原発派は、結局細川支持に転向した。

7)細川は、後だしジャンケンの不可解な立候補の仕方だけでなく、候補者の公開値討論を15件も拒否し続けた。(77ページ)しかも、やっと応じた4回とも細川の要求で、クロストークなしなので、司会者の質問だけとなり、結局、細川は脱原発以外の政策が不明のままになったことは、舛添を利しただけだった。(79-80ページ)

宇都宮さんが本書で示されている教訓は、以後の選挙運動において主権者国民勢力にとって極めて有意義なものを含んでいる。例えば、選挙は市民運動の延長であり、市民運動の指導層を政治へ押し上げる運動であり、そこでは、知名度(勝てる候補)よりも、候補としての理想度(勝たせたい候補)を重視するべきであること。(54ページ)

宇都宮さん:仮に、「青い鳥探し」で擁立した候補者が当選したとして、その候補者は市民運動の代表の立場に立って、政策を進めてくれるでしょうか。いままで運動と縁のなかった人なのです。そんな保証はないでしょう。実際、2011年11月に行われた大阪市長選で、原発訴訟に取り組む弁護士グループが「脱原発」を掲げた橋下徹さんを支援したことがありました。橋下さんは当選し、大阪市長になりましたが、就任後「脱原発」は何処へやら、2012年夏に若狭湾の大飯原発の再稼働を容認しました。市民運動と関係のないところから「青い鳥探し」の候補者を擁立すれば、「裏切られるリスク」を抱え込む事にもなるのです。(55ページ)

先の都知事選でもこの「青い鳥探し」という擁立の人選方法に於ける未熟な誤りが、市民団体に見られた。また、細川/小泉は、脱原発派の分化目的のマスコットに過ぎない以上、連中にもう国民はまた騙され真の脱原発候補者を阻害する形にならぬように留意する必要がある。

本書は、主権者国民にとって選挙運動における過ちを繰り返さぬ為にも必読の書です。

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