貴重な映像資料で綴る米軍の対日反攻の英雄物語, 対米従属( Slavish
Obedience to the U.S. )批判論者の中西良太さんのレビューより
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本DVDシリーズは、ハリウッドのDIA(Defense Intelligence Agency)所属のフォード監督のように巨匠達による米軍のプロパガンダ映画ですが、同時に対立軸双方から収集していた貴重な映像資料で制作されています。一面的に日本や日本軍を醜悪化していないので、客観的に鑑賞できますし、米軍の第二次世界大戦のプロパガンダであると自覚していれば問題なく対日反攻の英雄達の記録として純粋に軍事的に観ることができます。当時の枢軸国側のプロパガンダよりも映画としての創作水準が遥かに高いので、とても勉強になります。天皇制軍国主義という巨悪を打ち砕いて、日本を解放してくれた米軍に心より感謝致します。なかでも海軍の大戦に於けるターニングポイントとなったミッドウェー海戦と、陸軍の戦局の暗転と成ったガダルカナル陸戦が見物です。結局、山本五十六が言ったように、半年(海軍)と一年(陸軍)しか対米戦ではもちませんでした。1943年の1月4日からは、日本軍の戦局は正式且つ確定的に暗転したのです。以後は、一面倒れです。
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