Thursday, August 28, 2014


改革開放は1978年からという公式史観への挑戦対米従属 Slavish Obedience to the U.S. 批判論者/セヌリ党員の中西良太さんのレビューより
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2014/8/27
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本書は、独自に改革開放が1972年に始まったという再定義に挑戦しており、1972年の毛沢東政権の文革下で検討され、実は既に一部始まっていた実質的な改革開放政策に光を当て今年までの中国の政治的、経済的な動向を、日本語で中国政治を研究している日本の多数のインテリ層の対中国論考の概括として参考になりました。

一言で本書の中心思想を概括しているのが以下の言葉です。「権力の独占の下で市場化が進んだ結果、社会矛盾が高じて開発主義のみでは人心を収攬できなくなり、『紅二代』は革命回帰やナショナリズムを国民統合の手段として用いているのである。」(210ページ)

これは、総じて大手メディアの社説に典型的に見受けられる論調の最新版です。また、共産主義は開発主義の一種であり、ネオリベラリズムこそ逆にチャルマーズ・ジョンソンらによって開発主義と対比させられている点に留意が必要です。また、 小平が第二次天安門事件のころから顕著なネオリベラリズムへシフトしている点も峻別が必須であり、一概に開発主義で括ると、安倍政権までも開発主義ということになってしまいます。

本書の叙述は、安倍政権の対中分析に酷似していますが、全体として連続性の中で、近代/現代中国史を年代別に考察する上で参考になる書籍です。

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